インテリアコンサルタント&ライフオーガナイザーの石井純子です。
インテリアコーディネートはもちろん、ライフオーガナイズ®のメソッドも加えて、すっきり快適に暮らしたい人をサポートします。
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最近の間取りでは定番ともいえる、ファミリークローゼット。
ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類などを収納する大きなクローゼットのこと。
ここ数年ですっかり一般化した印象です。
最近の生活スタイルの変化に対応しやすいこと、そして全体の面積を抑えるためにも有効と考えられるため、ファミリークローゼットを希望する人も増えています。
他にも人気の理由があると思いますが、私が感じるファミリークローゼットのメリット、3つまとめてみました。
まず、1つ目のメリットは家族の衣類をまとめることで、衣替えが不要だったり、簡単に衣替えができるクローゼットを作りやすいこと。
衣類が常に見える状態なので、全体の量の把握もしやすいですね。
定量管理が苦でなければ、衣類を増やしにくい環境です。
ただ、当然デメリットも。
年頃のお嬢さんなど、自分のスペースに衣類を収納したいとなれば、ファミリークローゼットというよりも、無駄に広いクローゼットになってしまう可能性も…。
そしてメリットの2つ目は、ランドリールームや洗濯をするスペースと隣接することで、洗う→干す→収納の家事動線が短縮されて家事がラクになること。
昨今の洗濯事情を見ると、室内干しをするご家庭が過半数ではないかと。
特に新築住宅の計画であれば、室内干しを前提で設計する割合がかなり多い印象です。
この場合も当然デメリットがります。
下着や肌着など、すべての衣類をここに収納するか?ということ。
やはり、女性は自分の下着を他の家族と一緒に収納することを嫌がることも少なくありません。
衣類の収納場所が複数になることで、実は手間が増えてしまったとの経験談も聞きますから、その辺りも事前にシミュレーションしておくと良いですね。
3つ目のメリットは収納量がアップするということ。
個室それぞれにクローゼットがあると、その分部屋が狭くなってしまったり、大きなクローゼットを取れずに収納しきれないということも多々あります。
まとめることで、空間の有効利用もしやすくなりますよ。
ただし、きちんと収納設計をしていかないと、ただ詰め込むだけのクローゼットになってしまうことも。
ファミリークローゼットに限らず、ただただ衣類を押し込むようでは、使いやすいはずはありません。
間取りにも流行があります。
その流行が、自分たちの生活に合っているかどうか、しっかりと検討することは必須。
家の主役は、そこに住む「人」ですからね。
ファミリークローゼットが欲しい、と思ったら。
ぜひライフオーガナイザーにご相談くださいね。
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