レジデンシャルオーガナイザー®&オフィスオーガナイザー®の石井純子です。

 


実家の片づけに困っている人、本当に多いですね。


親がものを捨てられずに、どんどん増える一方。


まだ在庫があるのに、すぐに同じものを買ってくる。


タンスも押入れも、何が入っているかわからない。


足の踏み場がない部屋がある。


テレビショッピングで買い物しすぎ。



毎回のように、こんなお悩みが出てきます。


家族がいくら言っても、自分が死んだら捨てていいから、とか、何も困っていないから口を出さないで、なんて言われてしまい、逆効果だったという話もよくあること。



本人のスイッチが入らなければ、周りが気をもんでもどうにもならないのです。


ですが、そのスイッチ、いつどんなタイミングで入るかわかりません。


テレビを見て、友達が家を片づけ始めた、ただ何となく。



突然、連絡があって、


粗大ごみを運ぶ手伝いをしてほしい。


シルバー人材に頼んで片づけてもらった。


リサイクルに出してほしいものがある。


なんて、声がかかることもあるようです。



突発的に物を捨てすぎると、リバウンドをしてしまう心配もありますが、本人のやる気と行動力は、うまく活用したいものです。


そんなご相談には、より丁寧に対応したいと思っています。







先日、


もう雛人形は処分してもいいよね?



母からそんな連絡がありました。


私が中学生の頃に出したのが最後。


何十年も出さずにしまってあった7段飾りの雛人形。


姪が生まれて、二度ほど実家で飾りましたが、傷みもひどく、少しかわいそうな状態でした。




この先、もし息子たちが結婚して女の子が生まれたとしても、この雛人形を飾ってお祝いするとは思えません。


ずっと押入れに眠ったままでは、誰も嬉しくはないのです。


成長を見守ってくれたことに感謝をして、きちんと供養してもらうことにしました。


まさかの、突然のお別れ。


少し寂しくもあり、心が痛むような気もします。


でも、これが実家を片づけることなんだなと現実を知ることができたのは、貴重な経験。



誰もが年を取って、若い頃と同じようなものの持ち方や、ものの管理はできなくなります。


スムーズに世代交代するためには、ものとのお別れも必要です。


心穏やかにお別れができるように、まだまだすることがあるなと実感したのでした。



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