レジデンシャルオーガナイザー®&オフィスオーガナイザー®の石井純子です。
長くお付き合いしている、あるお客様との会話で、何とも言えない気持ちになりました。
それは、同じ敷地内で、近居している義理のご両親の話題。
10年以上前、それぞれの住宅を新築した時から、インテリアの相談、簡単なリフォームのご相談など、細く長いお付き合いです。
この間、当然ながらお互い年を重ね、家族構成なども変わってきました。
少し前に、足腰がだいぶ弱ってきてしまったお義父さまのことを考慮して、室内を少し改装しました。
ご病気もされ、ヘルパーさんにも定期的に通ってもらうことになったそうです。
でも、ちょうどその頃から、お義母さまの様子にも変化が出てきたらしく…。
会話が成り立たなくなったり、徘徊のような行為が増えたり、近所の人が分からなくなったり。
認知症の症状が出始めてしまったそうなのです。
家族が皆、お義父さまに意識を向けていることが寂しかったようです。
ちょっとした気持ちの変化も、認知症の引き金になることがあるのだとか。
実はこのご家族、皆さんお医者さま。
(ご両親は引退されましたが)
だからこそ、「子どもよりも、よっぽど大人の方が拗ねている」とつぶやいていた言葉に、重みを感じます。
自分の感情を素直に出せずに拗ねてしまうと、身体にも悪影響なのだそうですよ。
これからの人生、素直な大人を目指したいなと思ったのでした。
今年もあと半月!
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