レジデンシャルオーガナイザー®&オフィスオーガナイザー®の石井純子です。
押入。
便利なようで、なかなか使いこなせず、悩ましき収納スペースですね。
お布団を入れるのであれば、ちょうどいい寸法。
でも、洋服やカバン、アルバム、家電、ひな人形にクリスマスツリーなど、ありとあらゆるものを入れたい私たち。
これまでにご相談いただいた押入、使い方をご提案した押入などなど、少しずつお見せしたいと思います。
写真ではなく、スケッチですので、お見苦しい点はご了承ください。
まずは、押入れのリフォームの案件です。
とても幅の広い押入で、収納量はたっぷり。
ですが、棚しかなくて、とても使いにくい押入れだったのです。
布団もしまうけど、洋服もしまいたい。
布団は1組、でも洋服は大量。
洋服優先の押入れにしたい。
そんなご要望でしたので、ハンガーパイプをたくさん付けました。
押入は、洋服の収納にしては奥行きが深すぎるので、高さと奥行きをずらして、段違いに2本取り付けています。
2倍の収納量、ほどではありませんが、多少は多く掛けられます。
でも、奥のものはしまいにくいし、取り出しにくいので、それをご理解いただいた上での、2本作戦です。
布団の上のスペースももったいない。
ハンガーパイプを利用する収納グッズも使えるように、そしていずれベッドになったら、ここも洋服の収納スペースにしたい。
なので、ここにもハンガーパイプ。
ただし、ここは1本。
布団のしまいやすさを優先しています。
ちなみに、中棚の高さは少し低めです。
お客様の身長に合わせ、腰に負担のかからない高さにしています。
さらに、掃除機もしまいたい。
しかも、ホースをばらさずに!
そんな訳で、掃除機専用スペースも作ります。
上にはものが置けるようになっています。
このスケッチではわかりませんが、ふすまの枚数や部屋の間取りなどで、どこが一番開けやすいかは変わります。
一番開けやすい位置に、一番よく使うものが来るように、棚やハンガーパイプの配置も考えます。
作る側は、たっぷり収納スペースもできるので、良かれと思って押入れを作るのですが、住む側にとっては悩ましきスペースに。
そんな訳で、使いやすいとは言えないのに、消えることがない押入。
設計する立場の人にも、使いこなせずに悩んでいる人にも、そして押入を愛する人にも、何かの役に立てばうれしく思います。
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