レジデンシャルオーガナイザーの石井純子です。



階段部分の有効活用として、収納スペースにしているケースがよくありますね。



階段一段の高さは、だいたい20センチほど。


5段目で、その下は約1メートル近くの高さが取れることになります。


階段の位置や、建物の構造によって、必ずしもスペースを使えるとは限りませんが、空間を無駄に使いたくない、という場合には、このくらいの高さでも収納スペースにすることも多いです。






階段なので、平らにはならず、段々が残っている状態ですから、しまうものもある程度制限が出てしまいます。




↑このケースは、部屋のクローゼットとして設計されていました。


ですが、棚がある訳でもなく、ハンガーを掛けるパイプがある訳でもなく、しっかりと考えながら使わなければ、とっても使い難いと思われます…。




そして階段の上も、収納スぺースに使用することがあります。


通常、階段は吹き抜けと同じで、上の階の天井が見えている状態。


(3階建てなどで、階段の上にさらに階段が重なっているような場合は別ですが)


その、吹き抜け状態の部分を一部を収納スペースにするのですが、吊押入れのような状態だったり、ある程度の高さから上の部分を使用したり、やはり決して使いやすいとは言えません。




この、ベッド?のようなスペースは階段の上を利用した収納スペースです。


奥行きが深く、まさに押入れの中棚みたいな状態。


どう使うのか?


しっかり考えなければ、宝の持ち腐れ?スペースの持ち腐れ?



デッドスペースを少しでも減らしたい、という設計者や住宅会社側の想いも、建て主の気持ちもわかりますが、使い難い収納スペースほど無駄なものはありません!!



どこにどんな収納スペースがあったらいいのか?


その収納スペースは、どんな生活シーンのために設計されているのか?


何を入れてどう使うのか?


しっかり考えて、本当にあった方が良いと判断できてから、設計に取り入れましょう。



間取りのセカンドオピニオンや収納設計のご相談にも応じています。


住んでから後悔しないためにも、ぜひご活用くださいね。


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