バースレビューとは？
簡単にいうと
出産体験を振り返ること。
なのですが、
前回の出産記録とは別物で
分娩に対するわだかまりを知り
肯定的な体験と受け止め
分娩した達成感を深める事などを
目的としているもの、だそうです。
私もそうでしたが、
思い描いていた出産とは
違うかたちになってしまうことで
産後にショックを受けたり
モヤモヤを抱えるママは多いんだとか
特に緊急帝王切開などを経験した方は
出産体験を否定的に捉えやすいそうです。
私の場合は‥
普通分娩を予定していました。
でも正期産に入っても兆候ゼロ。
予定日超過しそうと言われていて
このまま41週を迎えたら
陣痛促進剤を使って
計画分娩に変更という話でした。
どちらにせよ
経膣分娩になると思っていたので、
帝王切開は全くの想定外
教科書通りにいかないものだと
頭では分かっていましたが、
緊急帝王切開になったことは
やっぱりショックでした。
絶対に下から産みたい
と思っていたわけではありません。
無事に産めるのなら分娩方法は
なんでもいいと思っています。
ただ帝王切開になる可能性について
話が出たことは一度もなかったので
心の準備が全く出来ていませんでした。
おそらく計画帝王切開なら
どんなリスクがあって
当日どういう流れになるのか？
事前に説明があり
ゆっくり同意書に目を通してから
サインできると思うのですが
緊急だとお産が進んだ状態で
一気に説明されてサインするので
何となくの知識しかないまま
急いで判断して挑まなければならず
もう何時間も子宮頸管拡張と
陣痛の痛みと闘っている途中で
帝王切開になってしまい、
しかも細菌感染による高熱で
意識がもうろうとしている中
帝王切開のリスクについて
担当医から一気に説明を受けたので
全然頭に入らないし
同意書をじっくり読めるわけもなく
終わってから改めてゆっくり読んで
震えました‥
逆に緊急で良かったのかも。。
体力的にはしんどかったけど
事前に分かってても怖い
帝切児症候群とか、
退院時にもらった退院支援計画書で
はじめて知ったもの‥
出産てほんとに命懸けですね。
もう少し時間が経ったら
武勇伝的な感じで
笑って語れるようになるのかなぁ
術後ソーシャルワーカーの方が来て
「お産でモヤッとした事があれば
何でもおっしゃって下さい」
と仰ってくれたのですが
帝王切開になった瞬間は
赤ちゃんが無事なら何でもいい！
と思っていたので、
無事に取り上げてくれたことへの
感謝の気持ちしかありませんでした。
術後は無事に産むことができた
安堵感や喜びが上回っていたし、
何より展開が目まぐるしくて
着いていくのに必死で
モヤモヤに気づかなかったけれど、
退院して自宅育児にも慣れて
身心ともに余裕ができたからこそ今
あぁ‥
あの時しんどかったな
すっごく怖かったな
本当は大泣きしたかった
「母子ともに無事で何より」
ってみんな言うけど、
全然、無事じゃない！！！
という気持ちが今になって
溢れて出てきたのだと思います。
身体ボロボロの状態で
入院中もすぐに赤ちゃんのお世話が
はじまるしね‥
自分にかまってる暇ないっス。
このバースレビュー
通常は産院などで
助産師さんと行うのだと思いますが
私は夫に話すことで
モヤモヤを解消できました！！！
逆に夫の話も聞けて
お互いよかったなぁと思いました。
退院してすぐ新生児育児が始まって
ゆっくり夫婦の会話ができずにいたので
良い時間になったと思います。
笑顔で産院に送り届けたのに
想定外の緊急帝王切開になり
夫もどれだけ心配したことか‥
私の出産入院中、
どんなふうに過ごしていたのか？
どんな気持ちだったか？
いろいろ聞くことができました
そんで２人で泣きました
笑
笑結局わかって欲しい相手って
１番近くにいる夫なんだよなぁ。
これからもきっと
いろんな壁にぶつかると思うけど、
自分とパートナーの気持ちや
メンタルケアを大事にしながら
可能な限り
育児を辛いものではなく
楽しい時間にしたいです
