CAAD13の情報が出てきてますね。



CAAD12を買ったばかりの人はモヤモヤするかもしれませんが、サイクル的に今年CAAD12がモデルチェンジすることは誰の目にも明らかだったので、ワタシは何とも思ってませんよ?(゚∀゚)












ディスクブレーキがメインでSYSTEMSIXのジオメトリを採用したエアロ、もしくはセミエアロになると勝手に予想。


CAAD12の軽さと剛性をもって、この形でリリースしたらバカ売れするやろ\(^o^)/リムブレーキモデルでフレームセット16万とかありそう。

SPECIALIZEDのAllez Sprintが調子良いですからね。



頼む!オールラウンダーの形で「ちょっと軽くなって剛性が上がってディスクメインになりました」的な感じにしてくれ!そうじゃなきゃ平地用に買ってしまう(*´Д`)ハァハァ

そんなCannondaleについて、3台乗り継ぐほど大好きな生え際さんが、主力フレームについて勝手に書くよ。

 

Supersix Evo Hi-mod。
 
 
完成車の定価490,000円。FSの定価420,000円。BBの規格はPF30A。
 
言わずと知れたCannondaleが誇るフラッグシップオールラウンダー。薄くて軽くて硬いハイモジュラスカーボンを使い、フレーム重量は何と驚異の777g。フォークまでハイモジュラスカーボンで出来ている。2017年のツールでは、ウランがこのフレームで総合2位に入るほどポテンシャルが高い。
 
カスタムラボにより好きなカラーや構成で買うことが出来るが、裏を返せばカスタムラボでしかフレームセットが買えないのと、昨年までは完成車にディスクモデルしかなく、残念ながら販売は好調ではない。また、リアブレーキワイヤーがヘッド真正面から入るという謎の仕様のため、適正な長さでワイヤリングするとアウターのテンションに押されて勝手にハンドルがきれてしまい非常に残念なハンドリングを実現している。試しに三本ローラーで手放ししてみよう。ハンドルが勝手に切れて落車するよ(゚∀゚)塗装が滅茶苦茶綺麗。
 
Supersix Evo Carbon。
 
 
アルテ完成車270,000円。105完成車240,000円。FSなし。BBの規格はPF30A。

アルテ組みのRaceグレードというのがある。


パワーメーターとカーボンホイールが標準装備されていてこれ。価格破壊すぎる。これまではGiant TCR Advanced Proがコスパ最高だと思っていたが、そんなん消し飛ぶほどのコスパです。

 
2018年モデルまではTIAGRA完成車が199,000円で売られていたが、これも価格破壊すぎてカタログ落ちした。
 
現行では恐らく2番目に売れているフレーム。カーボンのグレードを下げ、スタンダードモジュラスカーボンを重ねることによりHi-modより重くなるが、数値上の剛性は同等、もしくは箇所によっては上回るため、理論上Hi-modと同等の走行性能を有しているらしい。フレーム重量980gと非常に優秀。フォークもスタンダードモジュラスカーボンで出来ている。完成車の塗装がかなり粗い(自分のEVOは素人が塗装したのか?というレベル)のとHi-modと同じくリアブレーキワイヤーがヘッド真正面から入るため、アウターに押されて勝手にハンドルがきれるのが難点。
 
CAAD12。
 
 
アルテ完成車260,000円。105完成車190,000円。TIAGRA完成車150,000円。BB規格はBB30A。
 
言わずと知れたCannondaleの販売ダントツ1位。ロードバイク全体の販売台数でもトップ10には入っているだろう?というぐらい売れに売れている。アルミのくせにフレーム重量1098gと非常に優秀。剛性が高く軽いため、105完成車30万円程度のカーボンモデルを軽く凌駕する。これより軽いアルミはEmonda ALRとTCR SLRぐらいしかない。1,100g切っているアルミはこの3車種だけだと思う。
 
TIAGRA完成車の価格がオカシイ。


OPTIMOの105より安いし、2018年のフレームセットと同価格。2018年モデルまではフォークのグレードを下げて差別化されていたのでまだ理解できるが、2019年モデルから上位グレードと同じスタンダードモジュラスカーボン製に変わり、2019年のフレームセットが125,000円なのを考えるといろいろおかしい(笑)

「迷ったらCAAD12 TIAGRA買っとけば間違いないよ?」という存在になった。

初めてロードバイクを買う人に予算20万円で何を買ったらいいか相談されたら、間違いなくCAAD12 TIAGRAを勧めます。余った予算でヘルメットなどの小物も揃えられますしね。
 
CAAD12 BLACK.INC。
 
 
初年度のみ発売のデュラエース完成車。ホイールはキシリウムSL。590,000円。
 
フレームはCAAD12だが、フォークやその他付属パーツがHi-modと同じもの。CAAD12の最上位グレード。

CAAD12 COLORS 2018年。
 

 
フレームセット価格150,000円。
 
22色から選べる。フォークは完成車と同じスタンダードモジュラスカーボン製。フォークが黒いため、赤とか黄色のレトロなカラーリングにすると滅茶苦茶合う。カスタムラボと同じく台湾で製造されたフレームを日本で塗装する。完成車に比べて段違いに塗装が綺麗。ヘッドパーツとシートポストはカスタムラボと同じものが付属する。BBのベアリングは付属しないので注意。
 
CAAD12 COLORS 2019年。
 
 
価格が25,000円値下がりし125,000円となった。フォークがフレームと同色となり、シートポストとかのグレードが下がった。白とか緑なんかはこっちのが合いますね。
 
CAAD10。

 
105完成車の価格200,000円。BB規格はBB30。
 
言わずと知れたカーボンキラーの異名を持つ高性能アルミフレーム。1台目にCAAD10に乗った人はもう中途半端なフレームには乗れないため、自然とHi-modを買うことになる。うちのチームの二人もCAAD10→Hi-modと進んだ。レースやイベントに行くと、未だにCAAD10が一番多い。最終年モデルのレプリカカラーはCannondaleのバイクで一番格好いいと思う。CAAD12が発売され、CAAD13がリリースされようとも、その存在感が薄れることはない。
 
他にもSYSTEMSIX、SYNAPSE、CAAD OPTIOMOなんかもありますが、よく知らないので割愛します。


シマイ(゚∀゚)