大神山神社（鳥取県）奥宮・本宮　～足元にしっかり目を向ける～

鳥取県の大神山神社をご紹介します。

駐車場に車を置いて、少し坂を上ります。

大山寺と大神山神社奥宮の入り口は隣接しています。右の階段を上れば大山寺。
左は大神山神社です。

鳥居の下で一礼をして入ります。

すぐに右手に出てくるのは、大きな岩と木が一体になったもの。

和合の岩という説明書きもあります。

カメラをかなり引いても入りきらないほどの大木です。

足元に気をつけながら参道を進みましょう。

雪のときはこうなります。

自然石が敷き詰められた参道は７００メートルです。

門をくぐると、この景色が見えます。階段はあとちょっと！

雪のとき。

登頂です。じゃなくて、到着です。（笑）後ろに少し見えているのが大山です。

これだと、大山がよく分かりますよね。

まるでお寺のような見事な彫刻です。

僧が修験のために大山に登っていた頃、その道場として遙拝所の意味があったようです。

のちに、大己貴命をお祀りする神社になったそうです。

拝殿の両翼は50メートルにも及びます。

有料で拝殿に上がって説明を音声で聞くことができます。

きらびやかな空間で過ごす時間に、ご神氣をたっぷり感じられますのでお勧めです。

主祭神は大己貴命。
大山に鎮まる神様とされていましたが、神仏習合の時代には智明権現として、地蔵菩薩を本地仏とするようになりました。

大山は伯耆富士と呼ばれ、遠くからもよく見えるお山です。

自然石の参道を歩くことで、足元にしっかり目を向けて大地を感じる力を取り戻すことができます。

参拝した後には心に情熱が戻ってきます。煩わしいことをすべて手放して、まるで生まれ変わったように感じることでしょう。

拝殿の後ろ側にも回りましょう。

末社の下山神社です。

足元に気を付けながら下ります。