中国製オフバイク購入計画 | Jinのきままなるツーリンング日記

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2014年世界一周ツーリングをめざして切磋琢磨の日々を記録

今回、中国のバイクメーカーと交渉し、オフバイクを購入することにした。
150ccの排気量で、自分の所有地にミニダートコースを設営して、仲間と
遊ぼうという段取りである。いい歳こいて、自分でもよくやるなと思うが、
「バイクは健康器具」であると信じて疑わない私にとって、バイクは体
力と気持ちの若さを保つ、必須の道具なのだ。
価格は日本製の半分以下で購入できるが、性能は未知数である。
しかし、調べたところでは、かなりの性能らしい。

もともと貿易は私の専門なので、お手の物であるが、さすがにバイクは輸入
したことはない。大昔にアメリカからアストロという車を個人輸入したこと
があったが、どうやって手続きしたのか、忘却の彼方で、すっかり記憶にない。

調べてみると、関税はかからないようだ。ただし本体と運賃経費等の合計
金額に消費税と地方税がかかるらしい。

中国の春節は2月9日からで、約一ヶ月の間、工場は稼動しないところが多い。
バイクの船積みは3月になってからなので、まだ先の話だが、バイクが到着
する頃には暖かくなって、過ごしやすい時候になっていることだろう。

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概ねの手順を整理しておこう。

1:購入した車両が海外から船便で発送される。
 同時に発送に関する書類一式がEMS(国際郵便)などで別送され、先に届く。
この時点で入手しておく書類は以下のもの。

・インボイス(INVOICE:仕入書)
・パッキングリスト(PACKINGLIST:梱包明細書)
・運賃明細書
・保険明細書

2:車両が港の保税倉庫(輸入未手続きの貨物を一時預かりする倉庫)に
 入庫され、貿易を担当した日本国内の業者から各書類がFAX等で通知される。
 なお、保税倉庫は入庫1週間を超えると追加料金が発生するので注意。
この時点で入手しておく書類は以下のもの。
・アライバルノーティス(ARRIVALNOTICE:貨物到着通知)
・B/L(船荷証券。)
 
3:乙仲業者へ、入港や荷物管理、各手続きの料金が発生する。
 料金はアライバルノーティスに記載されている。費用は乙仲業者に
 立て替えてもらうことにする。
 。
この時点で入手しておく書類は以下のもの。
・D/Oの写し(デリバリーオーダー:荷渡し指図書)

4:保税倉庫の管理会社へ連絡し、搬入表をFAXしてもらう。
この時点で入手しておく書類は搬入表

5:保税倉庫を管轄する税関へ出向き、輸入申告を行う。
  
必要書類等は以下のもの

インボイス、パッキングリスト、運賃明細書、アライバルノーティス、
B/L、D/Oの写し、搬入表、保険明細書。
これに加え、パスポート、印鑑、、車両の諸元表、400円の収入印紙。
収入印紙はナンバー取得の際に必要な「通関証明書」発行に必要らしい。
あらかじめ郵便局で購入。

6:申告審査の後、車両を保税倉庫へ取りに行きます。
 申告審査でもらった書類(名前失念orz)を倉庫の管理会社の
 事務所へ見せ、搬出料金を支払います。
 支払い後搬出指示書をもらえるので、倉庫のフォークリフト作業者さんに
 指示書を見せて車両をトラック等へ積んでもらう。

7:税関(または税関指定の検査場)にて車両の検査を行う。
 車両を積んだトラックごとX線にかける場合や、担当職員さんが目視で
 検査など、管轄の税関によって方法が異なるようである。

8:検査で問題が無ければ、税関の収納課で税金等を納税。
 このとき必ず 通関証明書を発行してもらう。
 400円の収入印紙が必要で、 この通関証明書ないとナンバー取る(
 登録する)のが難しいとのこと。

9:納税後、申告窓口で納税確認・書類確認の後、正式な輸入許可