奈良国立博物館の続き。
帰ってきてから、ずっと役行者様のことを考えています。
蔵王権現の伝承では、飛鳥時代に生きた役行者様がお祈りしている時に、岩から蔵王権現が出現したということでした。
蔵王権現は釈迦如来、千手観音、阿弥陀如来が合体したものとされています。様々な解釈があり、日本武尊や素戔嗚や広国押建金日命などの神様と同一視され祀られたり、密教の法具を持ち忿怒のお顔でいらっしゃいます。
修験道のご本尊であり、それは揺るぎない真理を体現し、あらゆるものの王であるということなのだそうです。
その意味を考えると、役行者様が見た蔵王権現は、私達にとっては岩の上に立って、手を振り上げて応援してくれている修行の神様だと思えるのです。
人生はいろいろあって、私達はいろんなことに囚われて考えが固まってしまい、身動きがとれなくなることもありますよね。そんな時こそ応援してもらいたい。
蔵王権現様か役行者様はそんな私達に、「あまりあれこれとらわれないで自分ができることをやってみたらどう?」「とりあえず祓っておいてあげるから」と言ってくれそうです。
