人に言われて傷ついたということがありました。

自分が良いと思っていたことを伝えた時、あからさまに嫌な顔をしてぺっと手で払う仕草をされました。私はとても悲しい気持ちになりました。


その後その人と距離をおくようにしました。

でもずっとこのことの意味を考えていました。


結局は同じものを見てもちがう形に見えるだけなんですね。


その人はマイナス面を大きく捉えてすぐに排除する傾向があり、私はマイナス面があってもその中で良いものをピックアップする傾向があるだけなのです。どちらが良い悪いもなく大きい心で見ることが私の学びなのだと思います。


随分前に蟯虫博物館の存在があることを知った時にも同じことを感じました。蟯虫は忌み嫌われる存在と思い込んでいましたが、それをおもしろいと思って研究されている方々がいるのです。


蟯虫を駆除したり予防したりする人々がいる一方、知的好奇心で採取して研究する人がいるのです。どちらも良い悪いもないのですよね。


大切なのはどちらもあるんだから、どちらも尊重しようとする大きな心を私が持てるかどうか。価値観の違いなんて実は瑣末なことなんです。


そしてそれをさわやかに違うねと言える自分でいれたら良いなと思います。


ホテルスイデンテラスの中から見た夕焼け。

すりガラス越しなので太陽の光が真横に伸びて見えました。実際の太陽の光はこんなには伸びてはいないのです。


このすりガラスのように、もし私の眼がくもっていてそれで世界を見ていたとしても、それを知っていればいいのです。そう見えるだろうなと思えばあとは本当はどうなってるのかなと想像すればいいだけですから。