ニーチェの言葉というのが数年前に話題になっていました。NHKオンデマンド「100分で名著」を探っていたら、番組開始で扱っていました。


「ツァラトゥストラ」ニーチェ著


クラッシック音楽「ツァラトゥストラはかく語りき」、映画「2001年宇宙の旅」、最近ではミセスの「ケセラセラ」に出てきましたね。


要約すると、ニーチェの書いたツァラトゥストラが語ったのは、何も感じないまま生きるのではなく喜びの矢を放ちながら生き、どんなに苦悩があったとしても何度も同じ人生を繰り返しても良いと思える超人になれということ。そして妬みや嫉みの感情に翻弄されて生きるルサンチマンは世のあらゆるものを恨むばかりで他者も自分も否定し続けるのだそうです。


番組で紹介された内容から、良い時もあって苦悩もあっての人生であるのなら、苦悩も自分で認めて消化していく心持ちでいこう、と私は理解しました。


ミセスの歌「ケセラセラ」つまり〝なるようになるさ〟という言葉と、ツァラトゥストラの〝超人になれ〟という言葉を繋げたこの歌は、今を生きる私達の何かが揺さぶられます。


「大人なんかになるもんじゃない」という歌詞は、超人とは赤ちゃんのようで、素直に喜び素直に泣く人でいれたらいいなという意味で、つまり自分をまるごと無条件に認められる人でありたいということを言っているのであるのかな。そしてそれがなかなかできなくて苦しんでいる私達にこの歌は寄り添ってくれていると思います。


がんばってもがんばっても終わらない苦労もやがては過ぎていく。どうであっても素直に泣いたり喜べる自分でいれたらいいな。


晴明神社の大きなクスノキ。

長い時間ここに立って、私達を見てくれているんですよね。嬉しい!ありがとうね!