目のまえにおいしいケーキがあります。
すぐに食べてもOK。
でも、これを我慢すれば、どうしても着たいワンピースのサイズに
手が届きます。
こんな話は日常茶飯事に起こりますよね。
今日どうしてもしておいたほうがいい仕事があるけど、友達から
ごはんを誘われました。
今日、その仕事に手をつければ、しめきり前に余裕をもって、過ごす
ことができます。
切羽詰まった状況でない時は、どうしても、目の前の楽しさや楽な
ものを選択してしまいがちです。
でも、長いスパンで考えれば考えるほど、今の「楽しさ・楽さ」ばかりを
選択していると、自分の人生が、状況次第で振り回されることになって
しまいます。
自分が主体的に選択する余裕がなくなり、物事に追いかけられて
対処していく事態になります。
それって、自分の人生を生きる！という感覚が薄くなりますよね。
目のまえの快楽をみすみす取りこぼすという選択は、「我慢」することですから、ある種のストレスがかかります。
ストレスがかかると、身体は「危機回避」の働きをするので、生命を
存続させるような、本能的な判断をします。
それが、手短なところでは、「食べたい・寝たい」です。
なので、目の前のお菓子やケーキには、つい手が出るし、将来
役に立つであろう勉強をしても、すぐ眠気におそわれます。
そして、ストレスが大きくなれば、脳の中で理性を司る「前頭前野」
といった部分の働きが抑えられます。
なので、将来こんな有益なことが待っている・・といった理性的な
判断が難しくなります。
ということで、わかっていながら、目先の楽ばかりを選択してしまう
時は、これは、「ストレス反応」だと自覚してみましょう～
それから、何にストレスを感じているのか・・とか、あらためて、将来
得る利益や幸福に思いを巡らせるようにします。
とにかく衝動的な判断が一番NGです。
ワンクッション置いてから、理性的に自分の意志で「選択」して
いきたいものですよね。
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