身体が重いと不安感が高まる | ストレスマネジメント術~今日を颯爽と生きる~

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    自分らしいイキイキとした毎日を

パニック障害など日常生活に影響がでるほどでなくても、不安症・不安に感じやすいという方は多いのではないでしょうか?

 

もともと和を重んじる国民性から、他に迷惑をかけてはいけないとか、協調性を重んじる・生真面目・神経質・・・こういった日本人の資質もベースになっているのかもしれません。

 

そこに近年は、社会情勢などの変化の波が大きく、また、その周期も短くなっているので、近い将来ですら予測が困難になっています。
 

なんでもきちんとしておかないと・・・とか、より完璧を求める性質の方は、「もしきちんとできなかったら・・・」と考えがちで、そこから不安につながっていきます。

 

不安はその人の性質というより、不安を感じやすくなる身体の状態とか、社会環境とか、ストレスに対する適切な対応の仕方を教えてくれる機関がないこととか、そういった背景の中で近年、不安症に悩む方が増えているのでしょう。

 

そこで・・・不安について考える前に、その対義語の「安心」について考えてみましょう。

 

安心とは「安らいだ」心と書きますよね。安らいでいる時とは、余計な思考が入り込んでいない時。思考が入り込まないのは、身体に余計なものが溜まっていない時です。

 

身体に余計なものが溜まる ⇒ エネルギーが身体を潤滑に流れない ⇒ 思考でもって解決しようとこころみる(それがうまく機能しないから思考は堂々巡りになるんですけど)

 

身体に余計なものとは、凝りや緊張・毒素・ネガティブエネルギーなど・・・

 

ですから、安心を得たいときは、身体にエネルギーが回るようにしてあげる =身体を軽くする!

 

心理学やポジティブ心理学などでは、不安に感じないために、こう考えましょう!とかこう認知しましょう~っという感じの話が多いですが、完璧な理論をもってしても、漠然とわいてくる不安感に対処するには難しいものがあります。

 

こういった理論も間違いではないので、まずは、身体の状態を変化させてから取り入れると効果が出るように思います。

 

身体を軽くするには・・・体操・掃除・アロマ・リラクゼーションセラピー・デトックス・ヨガ・温浴・断食・断捨離・・・・・など自分が快適に感じられるものならなんでもよいのです。

 

安心感をもって事に臨む・・・これは自分のエネルギーを集中して効率的に使えるので成果や達成感を得られやすくなります。すると、成功体験につながるので自己効力感や自信アップにもつながる。

 

自分の不安感は、なかなか人に見せにくく相談もしにくいものです。が、身体を軽くするという目的なら、手軽にできます。

 

身体の状態を変えて、心を変えていく。急がば回れの健康法です。