心は脳を変えられる! | ストレスマネジメント術~今日を颯爽と生きる~

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    自分らしいイキイキとした毎日を

近年、脳神経学が知られるようになり、さまざまな装置の開発で脳の働き方や状態が目に見えるようになってきました。

 

こういった思考をしているときは、脳のこの部分が活性化しているとか

こういった習慣をしていると、脳のこの部分が器質的に変化してくるとか。

 

実際にストレスフルな思考パターンをしていると、脳の中の「扁桃体」

という部分が活性化し、自分の好きや嫌い・快や不快に敏感になって

きます。

 

一言でいうと「子供らしく」なってきます。

これは、自分を理性的な思考で守ることができない子供は、身の安全を守るため、イヤなことや不安なことは、イヤだと主張しないといけないからです。

 

子供社会ならこれでOKですが、大人の社会でこんな人がいたら

周囲が大変ですよね・・・。

実際、大人になれない大人は多くいて、周りの人たちのストレス源

となっているケースは多々ありますが・・・。

 

この「扁桃体」が活性化すると、そういった思考パターンが強化されて

どんどんと「その人となり」になってくる。そういう人格になってきます。

 

「常日頃、考え思案していることは、心の傾向となる」と仏陀の言葉。

 

怒りやすい・イライラしやすい・ネガティブになりやすい・不安に感じやすい・・・など、なにかしら感情をコントロールしたいと考えているかた・・・

 

これが性格だから・・・とあきらめることはありません。

 

心は脳を変えることができ、変化した脳は心を変えることができます。

 

脳の使い方を変容させるために、意志の力を使います。

一言でいうと「瞑想」です。

なにも、座禅を組んで、無になる必要はありません。

自分がいま何を考え、どう感じているかに気づく。

日常の生活の行動とともに、この気づきを伴わす。これも瞑想状態と

同じです。

 

これだけでも、「扁桃体」の暴走をおさえ、感情的になることから

自分の身を守ってくれるでしょう。

 

これは、基礎トレーニングなので、いざというときに使えるには

普段の生活で基礎力を高める必要はあります。