大河ドラマにみたブログの先駆者 | 5歳娘 脳腫瘍でお空へ ずっとずっとあいしてる

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娘、4歳の夏、脳幹部のグリオーマDIPG になりました
頑張りぬいた娘の姿と家族の日常を綴ります
病気の周知と治療法の発展を願って!
ブログに助けられました
このブログがどなたかのお役に立てれば幸いです

NHK大河ドラマ『光る君へ』を見ていますが

一昨日の放送で

とても共感できる場面がありました。

 

それは『蜻蛉日記』の作者である「藤原道綱の母」と

主人公のまひろ達との会話のシーンです。

 

道綱の母は蜻蛉日記にを書いたことについて

 

「私は日記を書くことで己の悲しみを救いました。

あの方との日々を日記に書き記し公にすることで

妾(しょう)の痛みを癒したのでございます」

 

胸にズーンと響きました。

 

私がブログを始めた理由のひとつに

 

“自身の気持ちを具現化し書き記すことで頭と心の整理整頓をする”

 

というものがあります。

 

そうすることで

当時も今も

落ち着く自分がいるんです。

 

光る君へを見ながら

率直に

「似ているな」

と思いました。

 

道綱の母はこうも言っています

 

「殿との日々が私の一生の全てでございました」

 

ちょうど

ほうんとうにちょうどね

このシーンの前に

「ドラマってあっという間に数年飛んじゃう。

私は心菜との1年が一生に影響するものだったのに」

思っていたんです。

 

道綱の母の言葉は

その私への返事にも聞こえました。

 

蜻蛉日記は男女の愛憎を書いたものですが

そこに宿る想いは似ていたのかもしれません。

 

そして

今におけるブログやSNSの先駆けなんだと

私は感じました。

 

ちなみに『藤原道綱の母』は本名が分かっていません。

ずっと“道綱の母”なんです。

 

私も『心菜の母』の“ココママ”ですから。

そんなところにも共感を深めました。