不意打ちの涙 | 5歳娘 脳腫瘍でお空へ ずっとずっとあいしてる

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娘、4歳の夏、脳幹部のグリオーマDIPG になりました
頑張りぬいた娘の姿と家族の日常を綴ります
病気の周知と治療法の発展を願って!
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このブログがどなたかのお役に立てれば幸いです

4月から小学生になる息子。

 

先日、町内の子ども会で新1年生を迎える会があり

息子と一緒に親子で参加しました。

 

6年生の送別会も含まれていたので

参加は新1年生から6年生。

つまり子ども会の子たちはみな参加対象です。

 

子どもが多い地区ということもあり

たくさんの子どもたちが集まりました。

 

新1年生の自己紹介(名前だけ)やゲームと

賑やかに楽しく時間が進み

気恥ずかしそうにしている息子の姿を少し離れた場所で眺めながら

私自身も息子の成長を感じて明るい気持ちで過ごしていました。

 

しかし、悲しみは突然に。

 

ゲームの最中に、ふと息子の後ろの子たちに目を向けると

そこには心菜と同級生の隣の家の子と

その隣の家の1つ上の子が仲良くじゃれあっている姿がありました。

 

それは、心菜が元気な頃によく遊んでいた近所の子たち。

日が落ちるまで一緒に遊びまわっていた子たちでした。

 

「本当は心菜もここにいたはずなのに」

 

そう思った時には

もう目から涙がこぼれていました。

 

私はそういった集まりも平気で

隣の子はいまだに一緒に遊ぶ仲良しさんだし

2軒隣の子もよく見かけるし、時々お話しもます。

 

今までずっと悲しさを感じたこともなかったし

平気だったんです。

 

だから、不意に泣いてしまっていたことに

自分自身が一番驚きました。

 

そこからしばらくはダメでした。

涙をこらえるのに精一杯。

息子の姿を見ることもできず

気持ちが落ち着くまでは下を向いていました。

 

よく地雷があるというけれど

本当の地雷の如くどこにあるのか分からない。

それを実感しました。

 

心菜が生きていたら今は小学3年生。

どんな風に成長していたのか見てみたかった。

 

その気持ちはずっと続いています。

きっと、これからも。