男同士の絆 | 5歳娘 脳腫瘍でお空へ ずっとずっとあいしてる

5歳娘 脳腫瘍でお空へ ずっとずっとあいしてる

娘、4歳の夏、脳幹部のグリオーマDIPG になりました
頑張りぬいた娘の姿と家族の日常を綴ります
病気の周知と治療法の発展を願って!
ブログに助けられました
このブログがどなたかのお役に立てれば幸いです

パパが大好きな息子。

先日の休日もパパが何かしている近くで自分も遊ぶ。

この後私がお風呂のお湯はりを夫に頼んだら

「ぼくもついていってあげる!」

とついていった(笑)

こんな感じで家にいる時はいつもベッタリで。

寝る時もほぼパパのベット。
しかも同じ枕で。
どんだけ(笑)

1週間に1回ぐらいはママと寝てくれるけど
先日珍しくママのところにきたと思ったら
しばらくして

「ママ、においがするもんでね。」

と言い、夫のところに戻っていった…。
においってなによガーン

その日の夫は筋肉痛で湿布してたから、匂いとしてはママの方がマシなはずなのにえーん

この前も夜中にお布団蹴飛ばしてたから私のお布団に連れてきて寝ていたけど
明け方ササーッとパパのお布団に戻っていったわよえー

とてつもなくパパ大好きっ子な息子。
ママは飯炊き係です笑い泣き

でもね、先日ふと気がついたのです。

考えてみたら、娘の病気が分かってから私は娘に付きっきりでした。

付添をしていた入院中だけではなく
家にいても娘に目がいく日々。

麻痺が進んでからは目が離せなくて
お手伝いやお世話もどんどん必要になってきて。

寝る時は娘が離れないから絶対に隣だし
寝てる時に娘にしていることもあったし。

基本24時間娘中心の生活でした。

確かに時々

「ぼくはパパ。ママはここちゃんでしょ。」

って言う。

息子が1年間頑張ってくれた形が
パパだって娘の付添以外になにができるかを一生懸命にしてくれていた形が
今のパパと息子の姿
男同士の絆になったんだよね。

そんなことに気がついたら
2人の姿を見ながら
今更ながら感謝の気持ちが溢れてきました。

子供の闘病が始まると
今までと全く違う日常になる。
生活も価値観もガラリと変わってしまう。

そんな中で

夫は夫の
息子は息子の
そして私は私の

できる限りのことを精一杯してきたんだなって思いました。

夜中に目が覚めた時に
2人がこれでもかというほどくっついて寝ている姿が
本当に幸せです。

息子もパパも

あらためてありがとう。

2人の“絆”は
私の支えです。