「DESURABBITS オンラインリモートライブ @ TSUTAYA O-WEST」に行ってきた。
いや、行ってない。
行ったのはパネルだけだ。
(面白さの欠片もない、ごく平凡なパネルだけだ)
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今回のワンマンライブの開催が発表されたのは3月31日。
そのときはこんなことになるとは思っていなかった。
どうなることかずっと気になっていたが、結論は無観客での配信ライブ。
ただ、デスラビらしく、単なる配信ライブじゃないらしいことも発表された。
が、
説明文を読んでもよく分からない!
とにかくイメージが沸かない。
とはいえ、買わずに後悔するのは嫌なので、プレミア参加チケットを購入。
(仮に全くダメでも酒の席の話のネタにできれば元は取れるという思いもある)
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そして、当日。始まった配信。
ライブハウスが映し出され、配置されたパネルと色とりどりに光るライト。
リモートチアラーによって少しずつ音が大きくなる会場。
当たり前だが、そこに自分たちはいない。現実が沁みる。
VJとともに始まるoverture、そして、卒業少女。
音の迫力はさすがライブハウス。VJもいい。
まず、良かったのはコールが入ってたこと。
これは本当に良かった。
自然と現地にいるような感覚になれたし、
気持ちも一気に盛り上がった。
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曲が終わってMC。
言い換えれば、プレミアチケットの出番w
が、
とにかく忙しない!
YoutuveとZoomとリモートチアラーの3つを扱い、
イヤホンの差し替え、ミュートの設定、などなど、もうバタバタw
さらに、時差!
音声は圧倒的にYoutubeが良いので、基本的にはYoutubeを聞いていたのだが、
ほぼリアルタイムなZoomに対し、Youtubeは5秒ほど遅れていた。
なので、メンバーに「Zoomのみなさーーん!」と呼びかけられても、
そのタイミングでは、声はまだこちらに届いていないし、
Youtubeから声が聞こえた瞬間に、数秒前に呼ばれたことを知るという始末。
(これにより全世界にアホ面を晒すという失態に…w)
環境上どうにもならないことだけど、これで終始バタバタしてた。
そこも含めて楽しかったけどw
2回目のMCではスクショタイムがあったけど、
端末祭りにポーズまで求められて、スクショなんて撮ってる余裕ないw
リクエスト企画も、事前には「紙とペンを用意しておいてください」しかなく、
いきなり始まったもんだから、もう大変w
「put on a mask」は時差の関係でZoomを見ながら踊るしかなかったんだけど、
Zoomは画面も小さいし、参加者の画面配置も定期的に変わるので、
メンバーの振りを見ながら踊ることもできず、はちゃめちゃw
まぁ、Zoom参加者の画面は誰も見てないだろうから、
最後のポーズだけ合っていれば基本的には問題なかったが…w
とまぁ、2画面を扱いつつ、チアラーにチャットと忙しなかったので、
ライブは要所要所しか覚えていない。
なので、覚えているポイントを絞り出す。
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一番感動したのは「でも、逃げんな」。
『待ってたんじゃ世界は変わらない なら、その手で変えていけ』の歌詞は、
この日、様々な趣向が凝らされたO-WESTにぴったりだった。
「デスラビのワンマンライブと言えば」というセリフで始まった
「うちゅちゅ - 怪獣ANPONTAN - Don't think, Feel! - 2nd Attack」のメドレー。
フロアに降りて、パネルの中でパフォーマンスするのも良かったし、
何よりも、うちゅちゅ~怪獣ANPONTANの繋ぎが最高だった!
この流れに「Don't think, Feel!」が入ったのも最高だった!
もう、本当に「かりんワールドありがとう!」って感じやった。
(メドレー直前の柚の『行きましゅか~』はめちゃくちゃ可愛かったw)
「一瞬で」は当然のことながらコールなし。
ただ、次の「Magic of Butterfly」と合わせて一味違うブロックになったし、
「楽曲」「パフォーマンス」という最もシンプルで強力な武器を見せてくれた。
やはり、「楽しい」から「かっこいい」までの振り幅は大きな魅力だ。
本編の最後は定番の「お祭りJAPAN!!告白Night」。
愛実ちゃんの『大好きだよ!』が可愛すぎた…。
いや、まじで可愛かった。推しは偉大。
アンコールは新曲「アイコトバ」。
イントロから「え?これ?デスラビ!?」ってなる曲。
あのテイストは正直予想してなかったけど、とてもいい。
アーカイブで歌詞を聞き直したけど、
『「またね」 未来へのアイコトバ』
『少し強くなった姿で君に会いに行こう』
『君といつまでいられるかな いつまでもいられたらいいな』
のフレーズがとても強い。
早く会いに行きたい気持ちが募るけど、環境はなかなかそうさせてくれない。
いつかライブハウスで聞けたらいいな…
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ライブ全体で感じたのは、やっぱりアイドルは元気をくれる存在だということ。
「楽しい」「笑顔」はもちろん、前向きな歌詞がストレートに届く。
特に今回はセトリのメッセージ性が強かったように思う。
『現場来いや』(うさぎのきもち)
『待ってたんじゃ世界は変わらない なら、その手で変えていけ』(でも、逃げんな)
『私たちの力で世界を変える なんちゃって』(怪獣ANPONTAN)
『今すべてが音を立てて崩れてく 一緒に新しい未来を作ろう』(2nd Attack)
『We still survive together. I won't leave you alone』(デスラビッツ軍の七ケ条)
『「またね」 未来へのアイコトバ』(アイコトバ)
元々そういう歌詞が多いだけかもしれないけど、
この状況下に合わせたメッセージだと思いたい。
部長がMCでいいこと言ってたので、
(めちゃくちゃ悔しいけど)今回のブログはこれで締めようと思う。
「Let's overcome with DESURABBITS's sound. And let's have cheers after the live with us」
(DESURABBITSの音楽で(困難に)打ち勝って、ライブの後にみんなで乾杯しよう!)
もう一度、そんな日が来ると信じて。
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以下はおまけ。
せっかくアーカイブが残ってるし、この映像が好きになったので、評論風に。
ライブ映像というと比較対象はDVDになるんだけど、
今までのDVDに勝るとも劣らない出来だと思う。
今までの映像と一番違うのは、
「客席にいるファンに向けてのライブをカメラで撮った映像」ではなく、
「カメラの向こうにいるファンにライブを届けるための映像」という点。
具体的にいうと、「カメラ目線の多さ」と「カメラに向けたMC」の2つ。
普通のライブだとカメラよりもファンを見てるわけで、
カメラ目線は限られたカットしかない。
今回は「ファンを見ること=カメラを見ること」なので、カメラ目線が多い。
その分、今までよりもメンバーの表情がたくさん見れる!
この点は圧倒的にいい。
(特に柚の表情の豊かさとサービス精神はほんとにステキ!)
MCもフロアに向かってではなく、カメラに向かってのMCなので、
今までのDVDよりも「話しかけられている」感がとても強い。
一方で、懸念した「無観客だから盛り上がらない、会場が寂しい」という点は
コールと光のおかげで全く問題なかった。
メンバーの表情が後半に向けてどんどん良くなっていくのも、
今回のライブの成功を物語ってるように思うし、見ていて楽しい。
何よりも、インディーズアイドルの強みである「参加型のライブ」を
「無観客での配信ライブ」という相反する制約の中で
作り上げたという点で一つの完成形だし、素晴らしい映像だと思う。
アーカイブは期間限定ということなので、DVD化もお願いします!!