茶番と覚悟 | じんのブログ

じんのブログ

気が向いたときだけ書きます。

デスラビッツの4thワンマンライブ「ラストライブw」に行ってきた。

関係者からの話や11/16に新譜を出すことから、
解散は無いだろうと思いつつも、
そのタイトルから感じずにいられない漠然とした不安。

思えば、勝負をかけていたであろうTokyo Candollも決勝戦で敗退。
2daysで行われた3rdワンマンライブも
運営からすればやや物足りない数字だったかもしれない。
(それでも累計で1000人くらいは入っているが)

今回のワンマンも整理番号から推測すると、
思うように売れてないようだ。
(ライブ後の飲み会の参加予定人数が

 前回の約7割ということからもこのことは感じられた)
事業計画の見直しは十分にあり得る話である。

現場にほぼ毎回行っている身からすると、
ライブで一緒に盛り上がってくれる人、
ライブに高い頻度で来る人はじわじわ増えている。
Twitterで検索かけると、
おそらく今までデスラビッツを知らなかったであろう人の
ツイートも確実に増えた。
とは言え、ワンマンの動員が思うように
伸びてないであろう現実が不安な気持ちに拍車をかけた。

前述のとおり、僕はほぼ毎回ライブに行っている。
いつかは来るであろうことも分かっているつもりだが、
それでも、いきなり「解散です」と言われたら、
どんな気持ちになるか想像もできないし、想像したくもない。

話を戻そう。
そんな複雑な気持ちで迎えたワンマンライブ。

戦闘配置からのアイドルSTAR WARSいう昔の定番からスタート。
アイドルSTAR WARSはデスラビ軍の代名詞とも言える団体芸がある。
ライブを観るポジションの関係で、
僕はそのタイミングでは完全に後ろを向くのだが、
そこで、たくさんの人がしゃがむ姿が目に映った。

いつもの顔ぶれも、懐かしい顔ぶれも、初めての人も
本当にたくさんの人がみんな笑顔でわちゃわちゃしてた。
この「わちゃわちゃ感」がデスラビ現場の好きなとこなんだよな、
とか思ってたら、ほんの少しだけ涙が流れてた。

そして、突然始まった茶番。
詳細は来た人だけのお楽しみってことで、ここでは省略。
メンバーそれぞれのキャラクターが出たいい企画だったように思う。

バラエティーのような企画が終わり、
不穏な空気を残してメンバーがステージから袖に下がる。
突然流れ始める映像。

(この映像はYoutubeに上がっているので、ぜひそちらを見て欲しい)

途中までは真面目な内容で、
「本当に終わるときが来たらこんな終わり方するのかな」と

思うと同時に「今後どうなるんだろう」とちょっと不安だった。

が、そんなこちらの感情を嘲笑うようにストーリーが急展開する。
見たことのあるうさぎの着ぐるみ、
昔ながらのゲームセンター、いかにもなヤンキー、、、

あぁ、やっぱりデスラビッツはデスラビッツなんだなとw

見慣れたロゴで映像が終わり、
さて、どうなるもんかと思ったところに、
今度は聞き覚えのある警告音。

そして現れる「新ユニット始動!」の文字。


…あ、そういうパターンね。


やたらとポップな「です。ラビッツ」ロゴの後に
これまたポップな衣装でメンバーが登場し、新曲が流れ出す。
そして聴こえてくる「茶番茶バンバンバン、デスラビッツです」のフレーズ。


…うん、知ってる。デスラビッツは茶番好きだ。


そして、曲が終わり、MCへ。
柚が「ちょっと部長、ふざけないでよ!何が『です。ラビッツ』よ!」と

言ってくれるのをずっと待ってた。

そんな気持ちにはお構い無しにライブは後半戦へ。
このあたりからフロアのテンションが一段とお祭り騒ぎに。

そして本編も終わり、アンコール。

最後の挨拶で、
「チケットの売れ行きが思うように売れなくて…」と
泣きながらに語った柚。
そんな厳しい現実に直面したにも関わらず、変わらずに
「武道館に立ちたい」と言える強さ。

1stワンマンのDVDでも「目標は武道館です」と語っている。
同じ言葉でも、その重みは一年半で随分と増した。

部長曰く、今回延長した事業計画は二年。
あと二年のうちにどこまで行けるのか?
それは誰にも分からない。
とりあえず、二年後の結末までこの3人(+1人)を応援し続けよう。



そこにHappyな「通過点」があることを信じて。






最後に、、、

久しぶりにブログなんてものを書きました。
こんな拙文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
いろんな想いのあったワンマンライブでしたが、
柚の「解散よりは、改名がいいでしょ?」が全てだと思います。
この厳しい時代に、応援し続けることができるなら、
名前なんてたいした問題じゃない。



…次こそ部長が抜けて、普通のラビッツ、いや、
「で、素ラビッツ」になるといいなぁ、笑。

おしまい。