約1年振りの劇団四季です。
昨年は鳥取県倉吉市で観劇、そして今回はお隣島根県松江市の島根県民会館で観劇しました。





作詞 ジョージ・ガーシュウイン

作曲 アイラ・ガーシュウイン

台本 ケン・ルドウィッグ

原作 ガイ・ボルトン

   ジョン・マクガワン

演出 マイク・オクレント

振付 スーザン・ストローマン


ボビー・チャイルド萩原 隆匡
ポリー・ベーカー町 真理子
ランク・ホーキンス渡久山 慶
アイリーン・ロス恒川 愛
ベラ・ザングラー志村 要
エベレット・ベーカー青木 朗
ボビーの母原田 真理
テス間辺 朋美
ユージーン・フォーダー長手 慎介
パトリシア・フォーダー
あべ ゆき

男性アンサンブル
内田 圭 佐瀨 龍城 髙畑 翼 伊藤 綾祐 坂本 剛 浜名 正義
成田 蔵人 岩本 聖都 ハンドコ アクアリオ 杉本 崇
女性アンサンブル
古森 麻由 稲葉 菜々 森 真琴 前澤 珠理 小野 日歌里
髙田 直美 河津 るり子 篠原 真梨子 小城 かえで

ニューヨークのザングラー劇場で、ミュージカルスターを夢見る売れない役者ボビーがいた。サングラーにとリアルが相手にされない。外では彼の婚約者と銀行家の母親がまっており、2人に挟まれた彼は母親から命令された物件の差押えの為、ネバダ州へと向かう。
そこで元劇場のオーナーの娘ホリーに会い恋をし、本来差押ええる予定の劇場を再興しようと提案するのだが…

久しぶりにフレッド、アステア並みのタップダンスを堪能しました。
かつて子供の頃TVで見たMGMのミュージカル映画を観ているようで懐かしさもあり、理屈抜きで見られる楽しいミュージカルコメディでした。
『巴里のアメリカ人』を彷彿する様なシーンもあり、パンフレットを確認したら、作詞作曲がガーシュウインで納得しました。
かつての『オクラホマ』やラストの『ジークフリード』を思わせるセットや演出は懐かしいだけではなく、エンタメの原点も見せて貰ったと思った。
四季のメンバーは歌も踊りもレベルは高いが、身体のシルエットがわかるシーンの群舞では腰の振りやステップ等みんな同じでないと浮いてしまう。残念ながらお1人気になった。
それは周りがキビキビと決まっていたからわかった事だけど、それだけ精密だった。

主役のお2人をはじめ、初めましての方が多いのだけど、どの役者さんも素敵でボビーの荻原さんの伸びやかダンスやホリーの町さんの演技好きでした。

そしてお芝居の後のカーテンコールの後の鳴り止まない拍手
人より早めにスタンディングしたのは久しぶりです。更にトリプルカーテンコールをしてくださり、その上役の中でのラブラブドキドキな2人のままのキスシーンのおまけまであり、幸せな気持ちで帰途しました。ありがとうございました。