「なんか今月曜日感覚がないなぁ」と思っていたらお休みがない。いや、休みの日大阪で観劇してますから…『鬼滅の刃』から始まって3回め。

取り敢えずの目標にしていた3月の誕生日まで、これが最後の遠征のはず…末満さん次第テヘ

なんか「スゴイ」らしいと漏れ聞いていて、楽しみに行って観ました

しかもマチネとソワレでダブルキャスト入れ替えのうえ、初日観劇って初めてかもしれないです。


音楽          イ・ソンジュン

脚本/歌詞        ワン・ヨンボム
潤色/演出        板垣恭一 
訳詞          森 雪之丞
 
 ビクター/ジャック      中川晃教 柿澤勇人 
アンリ/怪物       加藤和樹 小西遼生 
ジュリア/カトリーヌ   音月 桂 
ルンゲ/イゴール     鈴木壮麻 
ステファン/フェルナンド 相島一之 
エレン/エヴァ      露崎春女
リトル・ビクター    大矢 臣 小林佑玖 
リトル・ジュリア    浅沼みう 山口陽愛 

朝隈濯朗 新井俊一 岩橋 大 宇部洋之 後藤晋彦白石拓也 当銀大輔 丸山泰右 安福 毅江見ひかる 門田奈菜 木村晶子 栗山絵美 水野貴以
宮田佳奈 望月ちほ 山田裕美子 吉井乃歌 

マチネ
リトル・ビクター:大矢 臣
リトル・ジュリア:山口陽愛


ソワレ

リトル・ビクター:小林佑玖 
リトル・ジュリア:浅沼みう

戦場で敵兵士を助けようとして処罰されそうになったアンリを、ビクターが助ける。死者を生き返らせようとする研究をするビクターのパートナーとなったアンリ。ある事から葬儀屋を殺したビクターと男を殺した葬儀屋の罪まで被ってアンリは処刑される。アンリの首を持ち帰ったビクターは彼を生き返らせるが、それはアンリではなく怪物でしかなかった。怪物はビクターの前から消えて3年後復讐のために姿を現し、この3年間の苦しい日々を語った。そして…

マチソワ合わせて感想書きます。
柿澤ビクター小西アンリ。
カッキーが物真似のアドリブや素の顔を見せるので、最初どうなるかと思いながらも二役のジャックではそのカッキーの持ち味も生きていたし、いいとこの坊ちゃんだったんだな観もあってカッキーのビクター良かったです。
小西さん初めてなんですが怪物との落差があって良かった。そして何よりも2人の仲が良くて、そういう設定にしたのと聞きたいくらいBLチックで、エモい。カテコの2人みてても妄想が…いやいや、〽︎恋した って歌ってるし、そっち取っちゃいそうなカップル(?)でした。

中川ビクター加藤アンリ。アッキーの台詞調子は発声の関係で癖が強く感じられるんですが、いいとこの子というより熱い研究者を強く感じられた。歌の力はやっぱりスゴイ。韓国産のミュージカルは日本のミュージカルと音域とか色々異なるとか?そんなもの感じさせない。
和樹さん、いい人が化物になってしまうのだけど、どこかに中川ビクターが内包されてるというか、恋したというのともなんか違う。親子のような感じでしょうか?このコンビの時は『サロメ』と『ピグマリオン』を連想してしまった。

アッキー王道で勝負していると思ったら、カテコで2人でコート捌きを競っているだけかと思ってたら、ドサクサに紛れて和樹さんに鼻フックしてたでしょう。あせる
ここでやんちゃがでるとは。冷静な和樹さんご苦労様でした。

観る機会があればこの4人のシャッフルされた配役が観たい。どんな化学反応起こしてくれるのか楽しい。
あぁ、この作品を何回も観る人が多いのはそのわけなのね。
ストーリーは簡単ですし、考える作品というより身体に浴びて感じるという、観る人の好みにツボったら沼という作品でした。

リトルビクターが2人とも大きいビクターに似た感じがして、しかも難しい言葉をちゃんと歌うだけでなく階段を登るシーンでは背中で演技してる。
4人の子役ちゃんに拍手。
音月 桂さん、元宝塚男役ですよ。、『JIN-仁』では南方医師をやられた方ですぞ。
それが花蓮な役と底辺で虐げられた2人の相反する役を演じ分けておられました。
ビクターと1度は怪物に寄り添った女性。
相反していて哀しかった。
鈴木壮麻さん。今回の役所ではなんか勿体ない
そう思ったのは私だけ?
相島一之さん。脇を締めておられました。みんなそうだけど、2幕の2役になると生き生きしてる。
エレンとエヴァの露崎春女さん。歌圧巻。存在感バリバリ。1番吃驚させられました。凄い方ですね。

バスから劇場の椅子、椅子、夜行バスでお尻がもつか心配でしたが、遠征太り(?)の肉厚のおかげか持ちました。