昨日の夢の世界が忘れられず、興奮してホテルで寝れない夜を過ごす。

ナマを見たからかiPod!のエリザが聴けなくなる。

DVDも観たくないと思ってしまう。それだけナマの『エリザベート 』の衝撃は強かった。

朝はゆっくり過ごし、早目に帝劇にスタンバイ。

完売していた傘が前日ソワレで売られていたと知り、それが目当てで一目散に売店に走る。

今回で入荷最後だから点検してくれと言われ、チェックして購入。嬉しい。

他にシークレットチャームを購入。

ルドルフ2個子ルドルフ1個ルキーニ1個

女っ気まるで無し。




脚本/歌詞  ミヒャエル・クンツェ

音楽/編曲  シルヴェスター・リーヴァイ

演出/訳詞  小池修一郎

音楽監督  甲斐正人

エリザベート  愛希れいか
トート(黄泉の帝王)   井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)  平方元基 
ルドルフ(オーストリア皇太子) 木村達成
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ  未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后) 涼風真世
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)  成河
エルマー(ハンガリー貴族)植原卓也
マックス(エリザベートの父)原慎一郎
ツェップス(新聞の発行人)松井 工
リヒテンシュタイン(女官長)秋園美緒
ヴィンデッシュ( 精神病患者)真瀬はるか
アンサンブルキャスト(男女五十音順)
朝隈濯朗  安部誠司  石川 剛  奥山 寛  川口大地  後藤晋彦  佐々木崇  白山博基  田中秀哉  福永悠二  港 幸樹  山田 元  横沢健司天野朋子  彩花まり  池谷祐子  石原絵理  伊藤典子  彩月つくし  七瀬りりこ  松田未莉亜  美麗  安岡千夏  山田裕美子
少年ルドルフ  大橋冬惟 
トートダンサー
乾 直樹  五十嵐耕司  岡崎大樹  小南竜平  鈴木凌平  谷森雄次  楢木和也  渡辺謙典
 
今日はとうとう、芳雄君のトート。
ずっとiPod!の中ではルドルフをメインに聞いていて、TVでは芳雄君のトートとちゃんぽんになっていた。
上から降りて来た井上トート。オペラグラスが離せない。前回より感情を顔に出すのを抑えた演技をすると聞いていた。実際その方が闇の帝王らしくていい。少年ルドルフがネコを殺したと歌った時、驚いた表情をしていてその後何かを含んだ様にルドルフを見ながらピストルを弄ぶ。ゾクゾクさせられる。席がやや後方だったおかげで通路にスタンバイしているトート閣下を発見した時も、暗い中背中にオーラを纏っていた。
ルドルフと最後のキスシーンが古川トートより長くまるで糸を引くような感じなのは、「おお」と思わず声出そうになりましたよ。エリザとの最後のシーンは、「やっと手に入れた。」と言うより「終わってしまった」感を感じた。
カーテンコールエリザと2人だけの時、最後に素晴らしいマントさばきをして下さいました。ありがとうごさいました。
愛希エリザ 相手役が変わるとどうなるのか?
やはり彼女はエリザベート でした。トートに勝ち誇ったように接したり、駆け引きのシーンも見劣りしない。一幕の最後はやはり鳥肌が立ちました。
平方フランツ 配役見て「え?」と思った一人でした。頑張って演じ分けていってるのがわかった。わかったってことはまだ自然じゃなかったってこと、万里生フランツより若さが出てたのは仕方ないですよね。でも台詞といい歌といい言葉がはっきり聞こえるのが気持ち良かった。
この日が井上トートと最後の組合せらしく、カーテンコールで握手している姿が見れて嬉しかった。
井上成河の組合せも今日が最後だったようです。
木村ルドルフ 芝居の人のイメージが強い。いちばんの理解者と信じていた母親にすがる姿が切なくて、拒否されてから死を受け入れるまでがスムーズに流れていった。
涼風ゾフィー。こんなお姑さんいたら怖いわ、というくらい、強く冷酷で国のために身を賭してきた凄味ありました。それだけに、息子である国王からの否定に涙し最期を遂げる姿が哀れでした。
前の作品と配役が変わったのは、子ルドルフちゃん達。いずれも可愛くて、今日の大橋君は大きな公演初めてなのに前日の陣君同様堂々としてました。いずれ彼等の中から将来のルドルフが生まれるのかも。
それとトートダンサーさんで気になる人が、誰だろうと思って顔を見ると同じ方。五十嵐耕司さん。知らず知らず目が追ってました。


昨日みたいに泣く事なく、以外に冷静だなぁと思っていたら、帰る時物凄く寂しく涙がでて帰りたくないと思ってしまった。
ゴメンね家族のみんな。また動けなくなりそうになった。
実のところ今でもナマの『井上芳雄』を観た実感が無い。オペラグラスと言うスクリーンに映し出された姿を観たんじゃないよね。
通路直ぐ側に立ってたんだよね。あれは夢じゃない。
観れたんだ。私。とうとう『エリザベート 』を。

今回見れなかった、レジェンド花總まりさんのエリザベート 。山崎育三郎さんのルキーニ。
次こそ観て、私の『エリザベート 』を区切りにしたい。区切りです。観るのはやめません。
どうせDVDは井上、花總バージョンが前回出てるから今回は出ないでしょうから、せめてCDは出して欲しいけど無理かなぁ。
古川愛希の組合せだけでも出して欲しいわ。

そのためにも東宝さん、早く次の予定決めて下さい。
今度は、死ぬ気でチケット争奪戦に参加します。
私のエリザへの沼はまだまだ序章なんですから。