市民劇場の3月例会
青年座何年ぶりだろう。
西田敏行さんが在籍していた頃だからかなりなる。
津嘉山正種さんと高畑淳子さんが出てた、弥次喜多物?が最後で市民劇場を辞めたんじゃないかなぁ。
全く新しい劇団を観るような気持ちで観ました。

作   マキノノゾミ
演出 宮田慶子

加門良  横堀悦夫  津田真澄  椿真由美  石母田史朗
小豆畑雅一  高松潤  三枝玲奈  前田聖太  松川真也
世奈  當銀祥恵  那須凛  伊東潤

舞台は横浜の老舗ホテル
奥山ハルコと柳井フミヨは同じ高校の演劇部員
憧れの映画監督に会おうとする所から話は始まる
第一話  ヤクザに追われて
第二話  人間観察
第三話  脅迫
第四話  初恋の人
第五話  離婚記念日
第六話  プロポーズ
第七話  ネックレス
1970年から5年ごとに時代を渡り
それぞれの人々が同じホテルに集い
別の話を紡いでいく
最後7つのオムニバスの短編が
ネックレスのように一つに繋がっていく。
時代を織り交ぜながら話は進んでいく。
1・2話はよくある話だと思ったが、
3話辺りから話は込み入ってくる
「脅迫」の話は以外な展開で結構好きだった。
ハルコ役の椿さんの堂々とした大女優ぷり、
紆余曲折のあったフミヨ役の當銀さんの微妙な女心が素敵。
フミヨに振り回された1人杉浦役の横堀さんのちょっとチャラい演技が憎めないキャラでした。
涙あり笑いありの人情ドラマであり、
ラブコメ?な楽しいお話でした。

昼間かなり重苦しい、Patchの「SPECTER」のDVDを観ていたので夜が笑いで終わって助かった。