昨年同様東京に1人旅に出ました。今回は2日目に本命を初日は下北沢演劇祭で賑わう下北沢で何かを観ると漠然とだけ決めていました。
そんな矢先に、eプラスさんがこんなのあるよとメールでお知らせが届いたので、おおこれなら
と、演出家目当てで先行抽選お申込み。ついで本多劇場で観たいという理由から抽選申し込み共にゲット。

地方民て怖いですね。地の利がわかってない。
かくして大移動になりました。

品川で夜行バス降りてお土産をエキナカで購入し、帰りのバス停を確認するため渋谷へ
そこでついでにハチ公とモヤイ像を撮影

そこからシアター1010に行くため北千住まで乗換ながら約35分。電車じゃ早いけど田舎なら相当な距離お隣の市迄行く感じ。


「文豪とアルケミスト  余計者ノ挽歌」
文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪達。まず侵食されたのは芥川龍之介の作品だった。それを守る為、太宰治は仲間達とともに僭書して戦いに臨んでいくが…

演出  吉谷光太郎
脚本  なるせゆうせい
原作  DMM GAMES
 
平野良 陳内将 小坂涼太郎 小南光司 深澤大河
谷佳司樹 杉江大志 和合真一 久保田秀敏

最近プロジェクションや映像をよく使った作品が多くなったけど、私はそれが苦手で物によったらや目眩や酔う。お芝居としても一つの手法だと思っているけど多用には何処か抵抗も感じる。
原作はゲームらしいけど、それでも吉谷さんの演出は、不用な映像多様とか殆ど無く、私の好きな演出家さん達と一緒で人海戦術で、ザ・お芝居で魅せてくれる。
布は使わないのかと思っていたらしっかり使っていて、しかもただ水としてたゆとうだけでなく二重の効果で使用されてました。
アンサンブルさんは大変だけど、作品の世界観を担っている。役者さん達もみんな必死でくらいついていっている。
個人的にお目当は平野さんと陳内さん
平野さんは普段がそのまま出てるの?と思うような太宰で逆に役創り難かったのでは。
陳内さん、慣れぬ関西弁ご苦労様。見た目と違って可愛い所もある役所でもありました。杉江さんも私がわかる役者さん。吉谷作品の常連さんですね。
声が特徴的な人がいました。乱歩役の和合真一さん。一寸気にはなりました。
お芝居は面白かったです。ただ音響が割れて聞こえててせっかくのROUさんの歌も聴きづらかった

北千住から下北沢まで来た道通り越す様に向かい。TVで話題だったらしい演劇グッズ店「観劇三昧」さんでガチャと本買って、定食屋兼居酒屋の「山角」さんで牛スジ煮込み定食を注文。
TVで見た時から食べたかったので満足。
そこから演劇の聖地、本多劇場へ


大森カンパニープロデュースの人情喜劇シリーズ第8弾『あじさい』
作 竹田哲士・大森博
演出 大森博
坂本あきら 山口良一 天宮良 大森ヒロシ 小浦一優(芋洗坂係長)
嘉人 伽代子 長峰みのり 杉本有美 吉川友

定食屋「あじさい」に集う人々のお話で、人情話なのでホロリとさせられるのですが、兎に角笑わされました。天宮良さんのタップダンスが観れると思わなかったのでお徳な気分も♡

下北沢ですごろく式に劇場のキャパの広い所で徐々に変えて上演や演技をする。その上がりが本多劇場になるということで、今回が大森カンパニーの上がりらしい。1人でも多くの人に観て欲しいと拡散用の写真撮影などありました。ツイッターにいっぱい上がってます。
本多劇場の客席の雰囲気が良かった。本当に演劇の街で芝居の話が当たり前に繰り広げられる。聞いてるだけだけど楽しくって羨ましかった。

夜は初の女性専用カプセルホテル。
自由に過ごすスペースがカウンターで1人づつ区切ってあったり自習室みたい。私は入ってなかったけど雰囲気が女子寮を思い出しました。

そしてそんなこんなの初日が終わりました。