神保町でおそらくもっとも豪華な店構え。それが、この「北沢書店」です。


北沢書店1


う~む。この写真では、いまいち伝わらないですね・・・。


思い切って、北沢書店のホームページから画像を拝借。


北沢書店gif


おおっ。さすが、イイ写真だ。


どうでしょうか。


全面ガラス張りの向こうは、異様に高い天井に、螺旋階段。店内も広く、書棚も高い。まるでヨーロッパの古い図書館のような書店です。


北沢書店2


並んでいる本は、全部「洋書」。


そう、ここは洋書専門店なのですな。


創業は明治35年。まさに神保町を代表する名門古書店です。


そうとうな稀覯本も売っているとか。


私のようなトーシロには、ちょっと立ち寄りがたい書店さんです。

こんばんは。少し間が空いてしまいました。が、なぜかなんの更新もしていない、昨日のアクセス数がこれまででダントツに最高なんですけど、なぜなんでしょうか・・・?


さて、ひさしぶりなので、気合を入れてヘリコプターをチャーターし、神保町を上空から撮影してみました(もちろん、ウソです)。


神保町1


JR御茶ノ水駅から神保町に向かって歩いてくる途中にある、明治大学のビルから写してみました。


真ん中あたりに三省堂のビルが写っているのが、おわかりいただけるでしょうか。


その三省堂のビルのあたりから、写真でいう右側一帯が、いわゆる神保町の古書店街です。


神保町2


う~む。いまいち、わかりにくいですね・・・。


久々の更新で気合を入れてみましたが、どうも企画外れでした・・・。


とりあえずスキンを変えてみますね。なんの意味もありませんけど。


っていうか、こうしてみると、神保町ってけっこう都会なんだなぁ。さすが千代田区。

愛はさだめ


神保町の書店を紹介しているくせに、トラックバックステーションに参加したいがために突如本の紹介などしております・・・。

しかも、超有名な作品ですが。

といっても、SFファン以外はご存知ないかもしれませんので、とりあえず作者・ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアのご紹介から。

この人、名前は男性ですが、当人は女性です。

しかも、この方の経歴というか、生き様がすごすぎる。

娘時代は大富豪の両親に世界中を連れまわされ、

成人してからは軍の情報将校として活躍し、

戦後はCIAの設立にも参加、

40代にして大学に入り直し、心理学で博士号を獲得、

その後、男性になりすましてSFを書き、数々の賞を受賞して、世界的人気を得る――。

・・・これ全部、マジ話なのです。

しかも、彼女の人生のドラマには、まだ続きが・・・。

ティプトリー・ジュニアには、軍の情報将校時代に知り合って以来、生涯をともにしてきた最愛の夫がいたのですが、

なんと1987年に、この夫を射殺、

その直後自らの胸を撃って、心中自殺をおこなったのです。

夫はアルツハイマー、彼女は心臓を病んでいました。

夫は84歳、彼女は71歳でした。

というわけで、なんともドラマチックすぎる人生を歩んだ女性が書いたSF短編集がこちらです。


って、作者の紹介だけで終わっちゃいましたが・・・。


そうそう、じつはこれ、下の「文庫川村」で買った一冊です。

靖国通りから明治大学のほうに少し坂をのぼったあたりにある、いかにもな古本屋。それが「文庫川村」です。


文庫川村1


ここは、名前のとおり文庫の専門古書店(新書もあるけど)。上の写真でも、すでに文庫だらけの店内がおわかりいただけるかと思います。


文庫川村2

さらに近寄った店内の様子。天井近くの棚まで、びっしりと文庫・新書が詰まっています。


店頭では特価本の販売も。


文庫川村3


文庫・新書好きにはたまらない本屋ですな。

16日にご紹介した羊頭書房を、「神保町に意外と少ない幻想文学・SF・ミステリ関係の本が充実したお店」と書いてしまいましたが、もちろん、なにも羊頭書房だけじゃなくて、ほかにもこのへんのジャンルに強い書店さんはあるんですよ。


というわけで、こちら関係なら神保町でもっとも大きい「@ワンダー」さん。


@ワンダー1


こちらのお店は羊頭書房とは正反対の、神保町の西の端にあります。


ここはとにかく広い!


@ワンダー2


この左側の棚、ほとんど全部ミステリです。す、すごい量だ! 右側は文庫棚。やはり同じくほぼミステリ。


そして手前側、写真が切れているあたりにはSF系の本が並んでいます。


ラインナップも、ベストセラーから掘り出し物まで、バラエティに富んでいます。本が多すぎて、この店にいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。


じつは、店の反対側は映画関連の本やパンフレットでも埋め尽くされていまして、そちら方面でも大変名高い古本屋さんなのです。


特にミステリ好き・SF好きの方には、強くオススメしたい書店さんです。

どうも漫画がらみのネタ(書店)ばかり続くようですが、わざとではないんです。でも今回もまた漫画専門店をご紹介。


翠光堂


「翠光堂書店」は、絶版漫画の専門店。すずらん通りの一本裏。先日の「羊頭書房」の近くにあります。


それほど広い店内ではありませんが、古い漫画(貸し本・漫画雑誌込み)ばかりが、ぎっしりと本棚に詰め込まれています。


意外とお安い値段で売っている本もありますんで、もし古い漫画をお探しなら、一度は覗くことをオススメします。

すずらん通りから神田方向に少し入った、ちょっとわかりにくいところにひっそりとある古本屋。


羊頭書房


こちら、「羊頭書房」はほんとに小さな古本屋なのですが、神保町に意外と少ない幻想文学・SF・ミステリ関係の本が充実したお店。私が愛好する書店のひとつです。


特に、かの伝説の「サンリオ文庫」のコレクションは一見の価値有り。揃ってます。高いけど(一冊2000円とか)。


あと、ポプラ社の江戸川乱歩「怪人二十一面相」シリーズがずらりと揃ってるのも、個人的にはツボ。

下で紹介した中野書店漫画部のすぐ裏、同じビルの2Fに同居しているのが、これまた神保町ではよく知られたカレー屋「ボンディ」です。


ボンディー1


店内の写真を撮ろうと思ったのですが、いきなり店員さんが付いて席まで案内されてしまったので、撮るスキなし・・・。


しかたないので、カレーを撮っておきました。


ボンディ2


ビーフカレー。これでじつは1350円。た、高いっすよね・・・。

神保町の一角に建つ、なんのへんてつもないビル。


中野書店1


じつはここ、「古書センター」と申しまして、古本屋が集まる濃ゆ~いビルであります。


ここの2Fに入るのが、懐かし漫画ファンのあいだでは大変に有名な「中野書店漫画部」です。


中野書店2


おそらく漫画関連なら、神保町で最も有名な、そして最も充実したこの書店、手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎など、懐かし系の漫画を中心に、大変貴重なコレクションが揃っております。


また往年の少年漫画誌のバックナンバーも豊富。


漫画好きなら一度は覗いてみることをオススメします。

靖国通りに沿いにそびえたつ、神保町最大のエロ本タワー「芳賀書店」本店ビル(三つ並ぶうちで真ん中のグレーのビルです)。


芳賀書店1



このビルの1F~3Fが芳賀書店(本店)。

芳賀書店2


一見、IT系企業のようにも見えるかっちょいビルですが、ここはアダルト系中心の新刊書店なのです。


2Fに上がっていく階段も、こんな感じ・・・(ア、アダルト・グッズ?)。


芳賀書店3


書店とはいえ、1F~2FはほとんどがDVD中心の品揃えなので、本屋というよりはレンタルビデオ店のアダルトコーナーのような状態になっております。

店内は監視カメラが光っているので、さすがにデジカメで写真は撮れませんでした。


ので、ドアのところからの一枚でご勘弁を。


芳賀書店4


以上、ご堪能いただければ幸いです(んなわけない)。