第2話 A.I その1 | 闘え! 肛門戦隊    ジナンジャー

第2話 A.I その1

痔依野 肛 (じいの こう) は左腕のジーショックのようなブレスレット状のモノを見つめていた。 あれから1週間。 このジーコントローラーと呼ばれる装置は時刻、日付以外は表示しなかった。 時々

「ケツは痛くないか?」 とか
「ジ持ちが待ってるぞ!」 とか A.I らしく話しかけてくることだけは例外として。

肛 「どうすればジナンジャーに成れるんだろう。」
  「そうか。変身パスワードだ。 昔の変身ものはそうだったものな。」  思い切って肛は叫んでみた。

 「五人そろってジナンジャー!」  あれ、どこかで聞いたような。

 「うーん、だめかぁ。」  しばらく考えていたが、不意に

 「ケツが臭くてジナンジャー!」  と叫ぶと同時にジーコントローラーをケツに当てていた。

「痛てっ!」  そりゃそうだ。

「だめかぁ。あれっ、ジーコントローラーが ・・・・・」

「スリープモードになっている。 なにも映っていない ・・・」  肛は、だらしなく寝込んでしまった。

「気分転換にバイークでも乗るか!」
 
肛は町外れに向かって走り出していった。この後あの一件に出会うこととなる。