今が見頃 神楽女湖の花菖蒲
~大分県別府市~
神楽女湖は平安時代、鶴見岳社の歌舞女が住んでいたといわれ伝説につつまれた湖。例年6月中旬になると約80種1万5000株もの花菖蒲が咲き揃い、湖面を淡い紫色に染め上げる神秘的な光景を見ることができます。
花菖蒲
ハナショウブは初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。野生のノハナショウブをもとに、江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在2000以上あるといわれています。優美な花形としっとりとした風情が魅力で、色彩の魔術師とも呼ばれるように、花色の変化に富んでいます。アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、アヤメのような網目模様はなく、葉幅は狭く、葉脈がはっきりと隆起している点でカキツバタと区別できます。花形は、三英咲き(さんえいざき)と呼ばれる3枚の弁が大きく目立つものと、6枚の弁が広がる六英咲き(ろくえいざき)、そして八重咲きなどがあります。品種の育成地によって、江戸系、伊勢系、肥後系の3タイプに大別されますが、これらの交配種もあり、さらに、種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。
入り口の表示板です。書体もなかなか工夫しています。
敷地内の説明図です。結構奥まで距離があります。流石に空気がひと味違います。
ISO125,f/8,1/40,24mm
情報では、5分咲きということでしたが、ほぼ満開に近いのではないかと感じました。
ISO125,f/2.8,1/400,52mm
ISO160,f/8,1/80,48mm
ISO100,f/8,1/100,38mm
奥に見える山は、由布岳です。
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