星空を撮る | 写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

日々の出来事を、風景写真等を中心に織り交ぜながら発信しています。
将棋の藤井聡太二冠の大ファン。時々藤井聡太二冠の記事を載せます。

 別府湾上空の星空です。少し雲が出ていましたが、たくさんの星たちが写ってくれました。

 今回の撮影機材は、NikonD7100、タムロン16-300F3.5-6.3です。

 

ISO3200、f/3.5、20秒、16mm

 

ISO3200、f/3.5、18秒、16mm

 

 

連載 「砂上の足跡」~試練 その4
「とにかく腕を縛れ。緊急事態だ。」

私は養護教諭に学校医へ連絡させ、治療が可能な病院を紹介してもらった。救急車を呼ぶことも考えたが、一刻も早く病院へ行かせるため、担任と学年主任に自家用車で送らせることにした。それなら5分程度で医師に診せることができると思ったからだ。
  ニホンマムシはクサリヘビ科の毒ヘビである。南西諸島を除く日本の各地に分布し、水辺や草むら、土手、山地、森林などあらゆる場所に生息している。主にネズミなどの小型哺乳類や、カエル、トカゲなどを捕食している。特徴は、茶褐色のずんぐりした体と三角頭、それと銭形模様とよばれる独特の迷彩模様がある。茶褐色の丸い模様の中央に暗色の斑点がある。
 マムシに咬まれると、しばらくして激痛が襲い、内出血が拡大していく。出血のため患部は腫れ上がり、ひどい場合には循環障害のため筋肉細胞が壊死を起こしてダメージをより深めていく。手当てが遅れたり、咬まれた部位あるいは注入毒量によっては循環器全体や腎臓にも障害が広がって、重篤な場合は死に至ることもある。出血毒は神経毒に比べて致死率は低いが、血管や筋肉の細胞を破壊するために激しく痛み、また筋肉壊死を引き起こすため、たとえ一命を取り留めたとしても、手足切断や高度の後遺症が残るなど、悲惨な結果を迎えることが多くある。実に危険極まりない存在なのである。

 子どもに事情を聞くと、マムシという認識は全くなく、虫かごに入れて飼っていたという。時折、虫かごから出して触っていたらしく、今朝も同様に教室で触っていた時噛まれたという。何と無謀なことかと思うことしきりであるが、当人には危険極まりないマムシであるという認識が全くないわけであるから、何ともコメントのしようもない。噛まれたのが対処できる学校であったのが不幸中の幸いであった。運がよかったとしか言いようのない出来事だったのである。とにかく助かってほしいという思いだけで、職員は全力で対応した。
 子どもの治療が始まったとの連絡を受けた後、修学旅行中の校長に連絡をした。校長は驚いていたが、無事に治療が始まったことに安堵したようだった。

「教頭さん、初期対応は言うことなし。問題は、子どもの容態だな。急変したら連絡ください。」

「わかりました。時系列の報告書を作って市教委に提出します。」

「こっちは全員無事に旅行を続けています。帰るまで頼みます。」

「はい、できる限りの対応をしていきます。」


つづく

 

 

 

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