今日の【子育て】は

 

久しぶりに論文からいろえろです~

 

 

 

小学3年生の時点で

「知能が他の子と比べて高い子ども」の家庭環境は

0~3歳までの間

親が子どもにたくさん話しかけていた

(Hart, Betty, and Todd R. Risley.2003)

 

 

0歳から3歳までの間は、いわゆる英才教育的なメソッドよりも

「親の子どもへの話しかけ」が、子どもの脳にはよいのですね

 

 

 

 

 

じゃあTVやYouTubeでもいいのか?

というと、そうでもないようです

 

 

教育番組「セサミ・ストリート」を

18カ月以下の赤ちゃんに見せたところ

知能発達にはネガティブであった

(Mares, Marie-Louise, and Zhongdang Pan.2013)

 

 

これはセサミストリートが有害なのではなくw

親が赤ちゃんに話しかける機会が減ったということです

 

 

 

 

 

また、「本の読み聞かせ」が良いよ!っていうのはよく聞く話ですが

「ときどき子供に質問しながら読む」

のが、言語の発達にさらに良い影響があるようです

 

 

1歳から3歳の子どもに親が本を読み聞かせる際

「いつもどおり単に読み聞かせる群」と

「ときどき子供に質問しながら読み聞かせる群」とでは

4週間後、子どもの言語能力年齢に8.5カ月分もの差が出た

(Whitehurst, Grover J., et al.1988)

 

 

質問というのは「はい」「いいえ」で答えるものではなく

「この花は何色?」「この子はこれからどこへ行くと思う?」など

対話しながらの読み聞かせだそうです

 

 

 

 

 

また、最近では「マスクによる弊害」が世界中でぼちぼち出てきました

ま、「なんとなーくそうだろうなーw」とみんな思っていますけどねw

 

 

乳幼児と周囲の大人のマスク着用が原因として

言語の遅れを持つ乳幼児の率が 364%増加した

(米フロリダ州パームビーチ言語聴覚士研究所,2021)

 

 

364%増加てwww

これは「酸欠」「他者の表情や唇の動きを読み取れない」ことが原因だそうです

 

 

 

 

 

ちょっと深刻なのは、ドイツの研究

 

 

子どもたちのマスクの長期着用により

学習、笑顔、笑い、感情的な模倣の能力が決定的に低下した

 

 

「決定的」というのは、言語障害や認知障害レベルということで

本来頭のよい子でも「もう元に戻らない」という点です

 

 

長男の昨年の大学受験の際は「脳には酸素が必要なんだから、試験が始まったらマスクをずらして鼻だけ出しとけ~」とアドバイスをしましたw

(試験中は下を向くので、バレなかったそうですw)

 

 

 

 

 

小学生がマスクをして登校する姿を目にするようになりましたが

パンデミックは永遠には続きません

長い目で見れば、「外せるときは外したほうがよい」のかもしれませんね

 

 

 

 

【おまけ】

お肉欲しいにゃ!