みなさーん(^O^)/ こんばんにゃ!
今週は ”Piyon”さん からいただいたご質問についておこたえしますニャ
『最近は県民共済に入る人が多いですが
ある年齢になると補償額が少なくなるので不安です。
1番必要な時に役に立つのかどうか・・・
甚八FP先生はいかがお考えですか?』
”Piyon”さん すごいです!おっしゃる通りです。
私も、18歳までの子供の保険としては、県民共済などをお勧めしていますが、
18歳を超える大人の方がメインの保険として終身頼ろうとすることは注意が必要だと思います。
県民共済(都民共済、府民共済) や Coop共済、こくみん共済などに良く似た問題が起こるのですが、
60歳や65歳を超えた、これから入院や死亡する可能性の高くなる高齢者の方々の為に
特別に”熟年型”などと称されるシルバーコースが用意されています。
用意されているというか、このコースしか無いのです。
若い頃から、ずーと掛け続けて来た人たちの行き着く場所です。
「こんな保障内容いやだ!」という人達のために ”やめる” という選択肢は用意されています。
高齢になって ”熟年コース” に行き着いた方々から、よく相談を受けます。
「若い時から何十年も掛けてきたのに死んでも30万しか出ない。お葬式代にもならないよ」
「病気で入院しても1円も出ない、この先どうすればいいのか?」
「早く死なないと保障が終わるんですよ。長生きしすぎたのかねー」
「こんな年寄りになってから保障が無くなるなんて、今までの掛け金はどこいったのかねー」
これらのことが ”Piyon”さん も心配されている
”一番必要な時に役に立つのかどうか不安”
ということですね。
高齢になって気がついて、他の保険に加入しようとしても
健康面から断られたり条件が悪くされたりします。
健康面に問題ない人でも掛け金がべらぼうに高くなります。
また、その金額を死ぬまで払い続けることができなければなりません。
こんな泥沼みたいな悪循環に陥らないためには
なるべく早いうちに一生頼れる資産価値のある保険を探すことです。
高齢になってから探し出すと選択肢が限られてしまいますので、
希望されるような掛け金での保障内容には、なかなか出会えなくなってしまいます。
「どうしてこんな年寄りを困らすような商品を売りつけて商売をしてやがるんだ!」
とお怒りになる方がよくおられます。
お気持ちはわかります。しかし全く悪いばかりの商品ではないのです。
共済の良いところは、20歳で加入しても50歳で加入しても保障内容と掛け金、共に同じなのです。
ということは、責任の重くなる中年世代にとって 『上乗せの保険』 としてはもってこいなのです。
年齢によって高くなる終身の保険を若いうちに少ない掛け金で獲得している方が、
子供が出来て 『上乗せの保険』 が必要になったとき、まずは異種である実費型や
必要なものだけの単品でご案内しますが、総合的に高くなる場合は共済をご案内します。
要するに相手のいいように振り回されないようにして、こちらのいいように使いこなせば良いのです。
「共済は割戻金がある、掛け捨てじゃないから好き」
という方も居られます。
何をもって ”掛け捨てじゃない” と言えるのかは疑問です。
共済をやめた後、何か残るものはあるのでしょうか?
また、割戻金がお得なように言われていたりしますが、
割戻金とは払い過ぎていたお金を返してもらっただけで、
あなたのお金を増やしてもらった配当金とは違います。
もし共済が、「こんなにたくさん割戻金を返しますよ~」
ということを、売り(セールスポイント)と考えてしまい、
”20年度実績! 割戻金○○%!” などとアピールをしだしたら・・・。
割戻金とは 「みんなが使わなかったから、余ったので返しますねー」という性格のお金。
こんな低金利の時代にお金を余らせようとすれば、どうしたらいいのでしょう。
保険会社がよくやっている”支払いを渋る”という方法があります。が、
しかし、監督官庁が金融庁ではなく、厚生労働省だから甘いとはいえ、
もし、いま不払いが発覚すれば世間からの非難はかなり強いです。
まずは、やらないだろうと思います。
そうすると他の方法となれば ”支払いを渋る” のではなく、
”支払う可能性の高い人を排除する” という方法があります。
これならどうでしょう。
”不払いだ” と非難されることなく支出を減らせます。
健康で元気な人だけを集め、入院したり死ぬ可能性が高い人を排除すれば良いのです。
簡単に分けるとすれば、”若い年齢層を集めて高齢者を排除する” ・・・。
アッレ~? アレアレー?
この推理からすると、現在のコース制度にぴったり一致するじゃーないか!
まさか! そんなぁ!
「営利を目的としない」 と謳っている共済が、
そんな恐ろしい仕組みな訳ないよね。違うことを祈っていまーす。
次回は 「掛け捨て」とは・・・資産価値のある保険について考えていきたいと思います。

