心を込める | Echo de chouette

Echo de chouette

横山仁子の徒然日記です。
音楽の話・日々の気持ちを気ままに綴っていきます。




昨夜は、チェコ大使館にて、ナショナルデーレセプションが執り行われました。(チェコスロヴァキア建国記念日は、28日)。開会の初めには両国の国歌の演奏があり、光栄にも、"君が代"のピアノをご指名頂きました。

幾度も歌い、幾度も聴いてきた"君が代"ではありますが、誰にでも簡単に弾けるようで、誰にでも簡単に奏でられない音列に思います。

歌い手の出井則太郎さんと"君が代"について話し合い、古今和歌集が由来とされる、長寿と繁栄を祈る賀歌をシンプルながらも言霊・音霊に込めて奏することにしました。

また、この様にご縁を頂いているチェコ共和国🇨🇿へ、貴国の平和と発展を祈り、そして、新しくご着任されたマルチン・クルチャル(Martin Klučar) 大使へのお祝いも込めて、桜と流水が描かれた着物で演奏をしました。目に見えないことですが、自分なりに心を込めて場に臨めたように思います。



チェコ共和国🇨🇿の国歌では、来日中のジャズピアニストエミル・ヴィクリツキー(Emil Viklický) さん、コントラバス奏者のペトル・ドヴォルスキー(Petr Dvorský)さんが演奏。間近でジャジーで素敵な国歌演奏を聴くことができ、贅沢なひと時でした。



会食がスタートして間もなく、お若いミュージシャンの方々がお声をかけてくださり、ピアノに鳥肌が立ち、君が代を深く感じたことを伝えてくれました。思いがけない言葉に、新しい時への大きなヒントを頂けました。

これからも一つ一つ、丁寧に向き合っていきたいです。


3日〜5日までのチェコフェスティバルin 二子玉川では、4日にチェコ🇨🇿っと出番があります。お時間がありましたらぜひ遊びにいらしてください😊 2023.11.1