2021年になって18日目。
今年に入って、ご紹介のお尋ねが重なっている。
音楽ではあっても専門分野外。
「どなたかご紹介頂けないでしょうか?」
相手の要望を耳に入れながら、直感的に頭に浮かぶ友人・知人の姿について考えた。
大勢いる音楽の仲間の中で、なぜ「この人だ❣️」と、決定的な声と共にその姿が湧き上がるのだろう?
技術的な事はもちろんだが、どこか自分が惚れ込んでいるところがあるのだと思う。
窓から空を見上げると、薄墨色の中に少し膨らんだ三日月が慎ましやかにいた。
静かに登場してきた月が、自分が浮かべた仲間と重なった。
引き出しを沢山持ち、相手を尊重したアプローチができるからなのだろうなぁ。
夜空の景色も一つとして同じものは無し。
変化し続ける相手に寄り添うには、謙虚に学び続けることのみ。
月の光が、いつの間にか自分が歩きたい道を空中に照らしていた。
2021.1.18