数ヶ月ぶりの再会。
やっと対面できた嬉しさと共に、ふっと気になった。
会話の中に現れてきたのは、心身の不調の言の葉。
折り重なった葉は重たく積み重なっている。
半日を一緒に過ごした頃、「今、私ができる事がある」と思えた。
直球ではなく、空に向かって大きく放物線を描く様に、自分が学んできた心身の事を優しく投げてみようと思った。
お喋りの中にA.Tで学んでいる事を静かに織り交ぜていくと、いつの間にか一緒に身体を動かしている。
「何だか、腰が楽になっている」
…呼応している❣️
「せっかくだから、お散歩しながらお喋りしてみない？」
予期せぬ変化球に、笑みを浮かべた。…呼応している❣️
「股関節が緩んで、さあ、2本の足が出発しますよ」
「面白い事言うねえ。股関節が痛くて、かたくて動かないって思っていたのに、うまく動いているよ」…呼応している❣️
お喋りを楽しみながら、私の目に映る景色をシェアしてみる。
「へぇ、ここからこんな景色が見えるんだ」
「道端にこんな花が咲いていた？」
「こんな所にコロナ対策の看板を立ててあるんだ」…呼応している❣️
下向きだった顔は、上下左右へと動き出し、明るい表情へと変化していく。…呼応している❣️
Goodbyeの時には、心身に活力が復活したようでした。
私は、こんな呼応が嬉しくて学び続けているのだろう。
2020.6.9