「苦手な食べ物は?」…「いつも聞かれるけれど、答えに困る」
ソビエト連邦時代に生まれ、乏しい物資の中で育った友人にとって、口に入る物が食物であり、とても有難いことだった。
だから、好きや嫌いといった考えがないと言う。
18歳から20歳の兵役時代の話は、私には想像を絶する世界です。最初は辛かったけれど、それが当たり前の世界だから、黙々とこなしていたと言う。
極限を知っている友は、同年代でありながらも物事や人生について悟っているのだと感じた。
今をどう生きるか深く考え、今を大切に生きている。
ぼんやり生きていては、見えない世界があるのです。
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