『未来川』 | 上田仁オフィシャルブログ「鏡花水月」Powered by Ameba

『未来川』

『未来川』
 -茜色の傘より-
作詩/作曲 上田仁

唄いし秋の空 君がくれた首飾り
歩き慣れた坂道をふと振り向けば
川のほとり寄り道して夕暮れ影踏み遊んだ
いつものように君を待つ家路辿るよ
指と指つなぐ糸は絡みあうけど
『ほどけないならいいや』 なんて
君は笑っていたよね

響く声よ 未来川よ 流れひとつ重なるまで
あかりを灯すこの部屋にきっと今日も
君の声が聞こえてくる 見つめてたい笑顔がある
いつものようにドアを開け
『ただいま』には『おかえり』

古いアルバム片隅に貼り付けてたメッセージ
月日過ごす事慣れて忘れたもの 
君と二人泣き笑った数えきれぬ思い出たち
君がいないこの部屋じゃ空っぽの僕
道標をなくして迷った時も
手を握りしめてくれた 君はいつでも

まだ見えない未来さえも君とならば越えてゆける
支え合える喜びはかけがえなく 長い川を流れる先 遥か遠く繋がる海へ 君と二人で生きてゆく
あるがままを受け入れて