退院延期 | 上田仁オフィシャルブログ「鏡花水月」Powered by Ameba

退院延期

大晦日のお昼、動物病院の先生から電話。

「お預かりしているちゅらちゃんの事ですが、先程レントゲンで確認したところ手術した患部に関しては問題なくプレート接合できているようです。
ですがちゅらちゃん痛みがまだ残っているようで立つこともできない状態でして退院を一週間ほど延ばしたほうがいいかなと思っております。
昨夜はフード食べてくれたのですが、今朝は全く食事を受けつけなかったようで、そちらの方も心配ですので。いかがでしょうか?」

痛みが残っている状況で帰ってきても不安なので退院を延ばす事は仕方ないのだけれど食事を摂らなくなった事が更なる不安を呼んだ。

せめて面会して状態を確認したいので聞いてみたけれど

「まだ安定している状態とも言えないこともありますが、飼い主さんがいらっしゃると帰れると思ってはしゃいでしまったりして良くない場合もありますし、年始営業で病院自体かなり混雑している事もありまして。
暫くお見舞いは控えていただけたらとおもいます。
1日くらいなら来ていただいた方がいいかと思いますが。
自分も元旦から4日までお休みいただいてまして、それまでは代理の担当医となりますので…」

食事を受けつけなくなった要因としてトイレの状況はどうなのかと確認してみたところ病院側でもちゃんと確認できておらず(忙しいのだろうけど)明日大丈夫なようだったら連絡いただけるか聞いたら

「すみません。伝達が上手くとれるかわかりかねるのでお電話いただいて確認していただけますか。」

と…。

今時期忙しいのは重々承知しているけれど我が家に来てからは食欲旺盛だったちゅらがまた食事を受けつけなくなったって聞いたら家族としてはもの凄い心配。

ちゅらが自分の家に来る際

生体管理センターからペットショップに移動してきた当日に偶然ちゅらと出逢って家族に迎える事を決めたのだけど

自宅へ迎え入れる日までの数日間
ペットショップで虫下しの薬が完了するまで待たされた事があって

親兄弟から離されたストレス、もしくは移動のストレス、ペットショップの隔離された環境のストレスなのか

ペットショップで食事を受けつけなくなり食べても吐いてしまって低血糖を引き起こしていた。

結局その時はペットショップの環境にかなり問題があったので無理を言って引き渡しを早めてもらい(ショップ側もちゅらの精神面を考慮してくれたから良かったけれど)即自宅療養をした事で回復できたのだけども。

あの時は人間の手からフードを与えなければ食べれなくなっていたのね。

環境の変化に不慣れな子だから

今あいつがどれ程の不安を抱えて狭いゲージに入っているのか考えるといてもたってもいられなかったりする。

病院側が忙しい事を理由としてるのが不安要素として大きいけれど。

怪我で入院してるけれど別の問題で身体が悪化しかねない

正直昨日の先生の話しを聞いて今は不安しか残ってないです。

分離依存性の過保護と言えばそうなのかもしれないし

けれどここで更に低血糖で倒れたら回復が延びるどころか命に関わるのです。

手術時の体温低下のこともあるし。

今日お昼に電話して状況と対応に問題があれば

他の患者さんに迷惑がかからないよう、そちらを優先していただいて構わないので

ふやかしたフード(匂いを強める)を持って食べさせに行こうとおもう。

なので我が家のお正月は暫く先延ばし。

ちゅらが帰ってくるまでは。