偽pwk34、付くには付いたので試乗し、キャブをばらしてメインジェットの番手を見てみる。先に番手をあえて見ないのは、先入観で濃いとか薄いだろうと決めつけないように。そこには132番が付いていた。
エンジンのかかりの良さとアクセルを開けた時の重たい吹け方でガスが濃いと判断する。
コツというか気持ちは分かるんだけども、一発でセッティングを出そうとすると余計に時間が掛かる。それと小さい変化だと本当にそれがセッティングが出てる状態か判断し辛くなる。なのでね、あえて大きく番手を変えてどう変わるか変化をみるのが大事。大きい方にも小さい方にもリミットを作る感じ、遠回りのようだが結果確信してセッティングが出せる。
これがね、カブでPC20だとか、知ってる組み合わせならそれが必須でなくなる。逆に同程度の組み合わせでセッティングが出ないとか、それは偽キャブとか中古キャブ自体に問題がある場合が多々ある。ダメなものはダメと見切る力は必要になる。まじで時間の無駄になる。
で、とりあえずメインジェットを120番にしてニードルのクリップを1段下げる。確信があるからニードルも同時に触ったが、基本的にキャブをいじる場合、同時に2箇所を触るのはやめた方がいい。仕事でやってない人とか凄腕のプライベーター以外は苦労するのが目に見える。わし?わしは苦労上等なので大丈夫。

そして試乗してくる。
乗れないほどでもないが症状が似てる。つまり、まだガスが濃いんだ。110番を入れて試乗してみよう。
いい感じなんだけどまだ分からない。下限が分からないのであえて100番を入れて試乗してくる。
分かった、100番では薄い。つまり100番以上120番以下。おおよそ110番前後という事が。そしてスローがたぶん濃い。メインが合ったらスローを入れ替えてみよう。