その時北海道は白糠にいた。仕事を休んでまで付き合ってくれたさつお氏と合流し、メシを食った後だ。
さて、キャンプ場までの山道を楽しもうかとした時だ、CD90のエンジンが吹けない・・・なんで?さっきまで普通だったのに、なんだこの症状。
わからん、なんだかわからんがキャブにゴミでも落ちたかとフロートを外して中を確認するがゴミひとつない。え?じゃあなに??
エンジンは普通にかかるんだよな・・・
なんだろ?状況から考察する。まあとりあえず動くんだから動かして様子をみよう。しかしだ、さつお氏は街いるうちになんとかした方がいいんじゃないのかと言ってくれるんだが、山の中に居ようが街に居ようが直すのは自分なのでそこはどっちでもいい。
それよりだ、折角休みを取ってくれたキャンツーが無駄になる方がイヤかなって。
んでしばらく走るわけよ。段々症状が分かって来る、アイドリングから高負荷が掛からなければエンジンは普通に回る、それでも時おりどうにもならない時もある。休んだら復活することもある。
分かった!これあれだ、CDIだな。
ふむふむ、これね、どうにもならん。交換が基本なんだ。
あーあ、やっちゃったな、一応レギュとCDIは用意してたんだけど、ッレギュしか持って来なかったわ。自宅の棚に置いてあるのが目に浮かぶがどうにもならないわな。
どうにもならないので諦める、覚悟は出来た、とりあえず今日はさつおにこれ以上気が付かれずに過ごそう、心配されてもどうにもならんしつまらんでしょ。そして万が一動かないほど壊れたら何キロでもCD90を押すね、だから今日だけは壊れないで。
それでもだ、温泉に入ってるうちにAmazonで部品を注文し、何度も泊った事がある宿に住所を聞いてそっちに送っていいか確認を取る。
これで最悪30キロ押すだけで済む。気が楽になったね。
翌日、本当はおれも弟子屈方面まで一緒に行きたかったんだけど、足寄~阿寒湖までの登りで高負荷が掛るのが分かってるので本別手前でお別れ。
うおおおお!!ここから一人、もう無理はさせられない。たぶん今プラグ見たら真っ白なはずなんだ。点火時期が遅すぎてオーバーヒート寸前で動かしてたはず。
結局止まらず宿まで行けたんだけどね、故障で不機嫌が一番よくないと思う。壊れたからなんだってんだ、直せばいいのよ。最悪捨てたらいいがな。
まあ、反省もしてるけどね、古いCDIが壊れてもおかしくないと予見してたのに予備、または交換して行かなかったこと。エンジンにばっかり気を取られてはダメだって事だよねえ。