結局キタコの75ccに組み直した、モンキー。
試乗してくるとだね、いい意味で尖ってない、ノーマルをそのまま1.5倍の排気量にした特性。
これ以上速さを求めない、速く走るバイクなら他にあるわってんならこの辺りでやめとくのがベストだと思う。なんでかってーと費用対効果が高いから。
だけどもだね、人間には欲というものがある。もしかして85ccなら、さらに88ccならもっといいのでわないかと欲をかいてしまうもんである。
たしかにね、それなりにお金を掛ければ排気量に見合う恩恵を受けられるんだが、気が付くともう一台バイクが買えるくらい当たり前にお金が掛ってしまうもの。おいたんのカブなんかまさにそれ、無駄も含めるともう一台なんてもんじゃない、それを楽しめる人はそれでもいいんだけどもね、ふつーは連鎖的に散財するのがイヤなもんである。
コストが高いライトボアアップだが、それでも最低限やらなければいけない事もある。それが強化クラッチ、強化オイルポンプ、『キャブのセッティング』ファイナルの変更。これはしょうがない、純正の排気量違いのエンジン違いだってこうなってる。
まあお約束もあるけどね、好きにいじったらいいとも思うのですよ。そういうお勉強も大事な事。ただ乗るだけではない、より深いところでバイクを楽しめるという事もあったりなかったり『苦しんだり』ラジバンダリするもんよ。
ということでね、とりあえずモンキーのボアアップしてみようは置いたんの手を離れた。毎回思うけどね、なにかを触ると毎回欲しくなるが、モンキーの人気がある理由が分かるよ、完全に愛玩バイク、やりたいようになんでも好きなように出来て乗れるんだもんなあ。