ステムベアリングのトルク管理。良く考えないとダメよん、緩んでたwww締めときましたwwwじゃ | JINのブログ

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カタナのハンドルは切れ角が少ない。
乗ってる時は気にならないが、狭い所では取り回しが悪く感じる。
 
わしの元カタナはアップハンになってるので、もう少しハンドルが切れるように改悪しておこう。

これをこうしてこうだわ。
 
向かって左側はM6のボルト一本だけでは心もとないので、アルミのブロックで連結してる。
 
細かい修整はあるだろうけどだいたいこんなもん。
 
ところで
(これは使わんけど)
カタナはステムベアリングをこのリングナット一個で調整して、トップブリッジのトップボルトを締めて適切な与圧をベアリングに掛ける仕組みになっている。
 
この仕組みって、細かめなネジピッチのステムだけどクリアランスがあるので、トップブリッジをロックするとよりベアリングに圧力が掛かる方向に作用する。さらに、このカタナはテーパーベアリングを使ってるので、適切な与圧を掛けられる範囲がとてもシビア。
 
その加減てのが、トップブリッジを外した時に、手で5mmから10mmほど増し締め出来てしまうくらい。
 
そうなのよ、つまり、調整の時にきっちり締め付けようとすると、トップブリッジを付けたらオーバートルクになるってことやね。
 
この方式ばっかりじゃないしアンギュラ使ってたり、これだけ覚えておけば大丈夫!ってもんじゃないとこがめんどいんだけどね、大体めんどい事は大事な事だったりする。
 
最近バイクいじりが好きな子が、緩んでたんで締めときました!と喜んでたので、違うんだよとお話しておいた次第です。