貸しはがしキャブ | JINのブログ

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かなり嫌われる行為、貸しはがしでキャブを返してもらった。
言いすぎだけどね、新しいキャブを買ったので、こんなきったねーキャブなんか要らんわと、貸してたキャブが帰って来ただけ。3年くらいの使用でかなり外見はヘタってた。ということで洗ってみよう!
 
 
とりあえずばらす。

 
pc20と同型機。製造が1970年代に登場したバイアルスのキャブなんで相当に骨董品。
 
キャブクリーナーで汚れを落とし、サンエスkと呼ばれる洗剤で洗う。
 
お湯で溶かして
 
深めの容器に移して入浴の図。
 
入浴させたらまたお湯で洗い流す。
 
洗ったらエアブローしてから完全に乾かす。
暖めるのは遠赤外線の出る物がいいね。ヒートガンとかは思いのほか乾かせない。
 
乾いたら組み立てて眺める。
 
 
pc20はいいキャブだと思う。
高性能ではないがとても分かり易く調整もし易い。
チョークのギミックも好きだ。
 
そうだ、チョークをおれ引かないでエンジンかけるんすよという御仁がおられた。
 
わし「え?チョーク引けばいいんじゃないの?」
御仁「いやいや、おれチョーク引かなくてもエンジンかけられるんすよ」
 
どうもだ、その誇らしい顔からすると、チョークを引かなくてもエンジンをかけられるのが自慢のようなんだ。
 
一概にいえないけどね、いろんなタイプのキャブがあるから。例えばわしの元カタナは加速ポンプが付いてるからアクセルを煽る事で一時的にガスを濃くすることが出来たり、ティクラーを押し込んでオーバーフローさせたりするタイプなんかもある。
 
まあ、そのチョーク引かなくてもエンジンかけられるよおじさんは、なんとかエンジンをかける事は出来るんだけども、暖まるといつもアイドリングが高い。そしてガスが濃いんじゃないかとプラグをチェックするのが日課になってる。それってね、エンジンがかけずらいから、かけやすい方向でセッティングしちゃってるだけなんだよね。だからチョーク引けばいいんじゃないのって話なんだ。
 
 
話は逸れたけども、キャブを眺める時にペットボトルの底を切り取ったもんに載せると座りが良くて眺めやすいね。