何年か水に侵食されたシートベース。
これでも表面を削った状態。
そこに足りないスポンジをフェルトで埋めて
裁断した5mm厚のスポンジシートで囲って成型してあげる。
これが縫製されて届いた生地。
ちゃんと縫い目は防水処理されている。
それでもポリエチレンのシートを間に入れてより防水性をあげてやる。
シートを張るコツなんだけども、引っ張って貼らない。
前後を決めてから左右を無理ない感じで仮止めしてあげる感じ。
いきなりぴっちりキレイに貼ってやろうとすると、無理が無理を呼んできっつきつのピッチピチまで張る事になる。初めてやるとなると何故か思いっきり引っ張って貼りたがるんだけど、純正を外す時の事を思い出すとそんなにきつく引っ張って貼ってないはずなんだ。
無理に引っ張るからその他の部分にも無理が行く。無理に引っ張らなければ貼れないってことは、シート生地の型とベースの形が合っていないってことね。だからアンコを抜くとシート生地に加工をするか無理やり引っ張るかのどっちかになる。
型があってるならば、仮止めしたら無理なく全体のしわを伸ばしながらタッカーで留めてあげるだけ。
無理なく貼るってことは、タッカーの針にも無理が少ないので生地が切れづらくもある。
まんべんなくタッカーが打てたら完成。
いいじゃないの。
一昨日まで腐ってたシートとは思えない。
早速バイクに載せてみよう。
赤いステッチが目立たないながらも輪郭出してて、割とおじさん嫌いじゃないよ、こういうの。
素敵やん。