あまり自分でやらない人にこそお薦めな、カブのタイヤを楽々組み替える割と賢い方法 | JINのブログ

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友達がカブのタイヤ交換に来た。おいらがタイヤ交換するなら工賃3000円、自分でやるけど手取り足取り教えながらなら3000円(技術教え賃ね)、自分で全部やるなら工具も消えモノも使っていいから0円。どれがいい?って事で友達が選択したのは自分でやる!

 

なにもね、3000円払うのをケチったんじゃないんだよ。自分でやるという行為自体を楽しみたいからノーアドバイスを選んだんだ。もちろん下調べだってしたはずなんだ、乗るだけがバイクの楽しみではないことに気が付いてしまったんだねえ、幸か不幸か。

 

今は何でもようつべで工程みられるし、大体出来るもんなんだけど、どんなもんか観てみたら、ただ組めただけの動画がたくさん出てきた。それを参考に組んだらどうなるか想像がつくのでちょっとだけコツと簡単なやり方を、ほんの触りだけコーヒーを貰った分だけ教えてみた。

 

 

まずホイールを車体から外す。

これもコツがあるんだが汗をかいていいなら誰でも出来る。

 

 

ホイールからタイヤを外す。

これもチューブに気を付ければ大体誰でも出来る。

問題は組む時なんだ。

 

タイヤを組む時にチューブを切る方が、ホイールからタイヤを脱がす時よりはるかに確率が高い。これを避ける為の手段が

この人この作業が初めてだったので、チューブをタイヤに入れてから5か所タイラップでビードが閉じるように締め付ける。

 

レバーが映ってるが組む時にレバーは使ってない。

ビードワックスを塗り、バルブを仮で留めてからタイヤの上をひざで歩いただけ。

 

 

一度リアで感覚をつかんだはずなので、次のフロントホイールはタイラップ3本で組んでみる。

 

やったことある人なら驚くくらい、簡単にこれでタイヤが組める。

この人は初めてだけど何も難しい事なくあっけなくレバーなしでタイヤが組める。

 

この方法は、レバーでリムに傷を付けない、チューブを噛んでパンクさせない、汗もかかないというメリットがある。

デメリットは組むたびにタイラップを無駄にする。わしはタイラップを無駄にしたくないのでこのくらいはレバーで組むが、滅多にタイヤなんか組まないよって人はタイラップで縛り上げてから組む方法が確実で失敗がないと思う。

 

これのコツなんだけども、ビード同士がしっかり閉じるまでタイラップで締めること。バルブを入れたらそこにビードをしっかり当てる事。バルブの位置がリムの一番深い位置なので、そこに両方のビードを落とし込む事でタイヤを手で組めることになっている。

やった事ある人なら分かると思うんだけど、片側のビードだけなら簡単に組めたはずなんだ。あれって片側だけなら簡単にリムの深い位置にビードが落ちて組めてしまうんだ。それをタイラップで締めあげる事で同時に深い位置までビードを落としてしまおうってことなんだの。

 

(リムの深い位置って言い方があんまりいい言い方じゃないから補足しておくと、リムの直径が一番小さい位置ってことです)

 

タイラップを無駄にしてもいいよおって人にはお勧めな方法ですな。