翌日も楽しめるドン! | JINのブログ

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ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

翌朝5時、すでに外は十分明るい。

ちょっと温めたランチパックとコーヒーを飲み、朝のいい時間を過ごす。

 

起きてきた相方と朝のルートを確認して出発。

ここでおれの悪いところ、心配し過ぎで相方の分までガソリンの心配をしてた。いかんいかん、そんなことくらい自分で考えることだわな。自分の事くらい自分で考えてこそバイク乗り。

そうそう、基本的に同じようなカブなんで同じタイミングでガソリンを入れることになるもんなんだけど、航続距離の違うバイクの場合は、一番航続距離の短いバイクに合わせて給油がいい。倍違うなら話は別だけど「おれのは入ってるからまだいいやー」をやると、えらくスタンドに寄る機会が増えてしまう。だいたいそういう場合はしばらく走るとスタンド在ったら寄ってちょうだいということになる。

先頭を走ってる人はまず眠くなることはない、それくらいいろいろ考えてる。その人にスタンドを探させるってのは負担を増やしてるのを認識するべき。

 

御嶽山をぐるりと回り開田村。

道も景色も天気も最高である。

帰りながらこの辺りで泊まるのもいいなとか考え始めてる。

 

だってこの絶景だよ?

こんなのジオラマの世界観じゃないですか。

 

これ、キリンとか象が一緒に写ってれば、キリマンジャロって言い張れるんじゃないのかね。

 

そしてここでオイル交換をしたいねなんて話をする。

というのも、ここまでエンジンを回してすこーしいつもと違う感じを感じてたんだ。そして新しくなってから通ったことのない権兵衛トンネルを抜ける時にやってしまった。

 

登りで3速全開なのにどうも様子がおかしい。壊れるもんなら壊れてみやがれと更にエンジンにムチを打つ。

トンネルを抜けるまで数十メートルのところでエンジンが止まる。トンネル内で停まるのは相当危険なことなので、とっさにシフトペダルを踏んでクラッチを切り、惰性でトンネルを抜けることが出来た。

 

たぶん焼き付いたよこれ、感覚で分かった。

それでも軽い症状であることを祈り、しばらくエンジンが冷めるのを待ってエンジンをかけてみた。

 

かかった!でも喜べはしない。音が出てることからダメージを受けてるのはわかる。一応オイル量を見てみるとゲージに付かない。

これは相当まずいですよ、オイルは見えてはいるが相当少ないのだろう。

 

出る前にオイル量を確認してるから、オイルが無くて焼き付いたというよりは、ガスが薄すぎて焼き付く寸前を長時間やってしまいピストンとシリンダーにダメージを溜めてしまったんだろうね。

 

あー、なるほど、これで最近燃費が悪いという理由が分かった。もうオイル上がりの症状を出し続けていたんだろうね。暑い時期に高所向かうから、薄めに燃調を取ろうとしてたのも理由のひとつだと思う。

 

壊れた物はしょうがない。最悪どっかの駅まで行ければ電車で家に帰り軽トラで引上げにくればいいだけだし。それに連れが居るから駅まで行くのだってそんな問題になるようなこともない。

出来れば、出来る事なら新幹線を使わない横川まで動いてくれればいいのだけども100キロはある、それも最低でも一回は大きな峠を越えなければいけないからそれは無理かもね。

 

悩んでもしょうがないのでオイルをホームセンターで買って足しながら様子をみよう。

 

人間ダメって分かると意外と気が楽。駅がどっちかなー、高い峠を越えたくないなー、これくらい考えてればいいだけ。そしたらね、佐久から軽井沢まで抜けるルートを発見できた。この後に及んでもそういうのは楽しいね。

 

そして地元の碓氷峠まで来られた。そうなると温泉でも入って行こーやと気が大きくなる。ここまで来られればどうにでもなる。

 

結局温泉に入り家までたどり着いたんだけどもね。たまにはのんびり走るのもいいもんだと思った次第。

 

なにがあっても楽しめる性格で良かったと思うよ。それにカブも北海道ツーリングに向けてエンジンをリフレッシュ出来るしね。それにしても薄い燃調ってこわいねー。

 

暇見てカブのエンジンバラそーっと。