ここ最近同じ事を言われて気になった。それがプラグの締め加減なんだけど、プラグは軽く締まってればいいんだよねって。
新品なら座面が当たってから2/3回転、一回使ってワッシャーが潰れた物は1/16回転締まってれば良い事になってる。
たしかに軽く締まってればいいだけども、緩くていいってことではないんだよね。
実際には、これよりもう少し締めることになる。座面が汚れてるとかそういう理由なんだけども。
そそ、ボルトを締めるってのはいくつか方法と理論がある。プラグは角度法が一般的だし、ホイールナットなんかはトルクで管理するし、ヘッドボルトなんかは角度とトルク、両方で指定してる物もある。
それと基本的にはトルク管理するところに油脂は塗らない。塗ってしまうといつになっても既定値までトルクが掛からず締めすぎてしまう。
さらにエキスパートな人はあえてオイルを塗布している場合もある。が、これは今回書いた記事なんか当然分かっていて、さらにその先の話なんだけどもね。安易に真似してホイールナットなんかでやらない方がいい。バカみたいなトルクでしまってる車両やネジ切ってしまったなんて話は割とある。
プラグの話に戻るけど、軽く締まってればいいのではなく、既定値で締めてあげるのって事ね。
ネジは最低限の緩まない力加減で締めるってのは、なんにでも通用するやり方ではないってことでもある。