折れたメーターの針の代わりに、釣りで使うグラスの穂先を代用した。
色もこれまた浮きのトップを塗る蛍光塗料で仕上げる。
まあいいんじゃないっすか、簡単で軽量で耐久性も振動にも強いし。ちなみにグラスの実中穂先は、カッターを転がせば切れるが、折るのは大変。
こんなことしなくても某有名なショップから9999円で針のセットが出てる。グラスの穂先は150円。
それはそうと先日度肝を抜かれた食べ物。
ホタテにキクラゲの茶碗蒸しかなと思ったら、フォアグラにトリュフだった!それを茶碗蒸しにしたところがすごい。卵に包まれ全然しつこくない。こういう料理あんのかね?考えた人すごっ。
すごいと言えばカブの遠心クラッチ考えた人もすごい。天才だと思う。ばらして構造を確認しても、いくつかの操作をよくもこんなに単純化出来たと思う。複雑なことを単純にするっては機械の信頼性も上がる。(ピタゴラスイッチの逆ね)
シフトペダルを踏むだけという操作だけでクラッチを切り、シフトが入り、なおかつエンストせずにスムーズにクラッチを繋いでスタートが出来る。おまけにだよ、キックや押し掛けみたいな、ミッション側からの力は、遠心クラッチを使わわず、カムで一瞬のうちにクラッチを繋ぐ構造になってる。これを遠心クラッチと言われてる部分だけで実現してる。
カブはクラッチ操作がないからつまらないみたいな言い方されることがあるんだけど、それは違うってのが分かると思う。
シフトペダルを踏んだ時クラッチを切ってる。ペダルを放してる時にクラッチを繋いでいる。つまり、足でクラッチとシフトを同時に操作してる。なにがすごいって、これを理解しなくても乗れるところがすごい。停車しいて何速に入っていてもエンストしないから、Uターンや悪路で神経質になることもない。これを理解して乗るともっと楽しく快適に乗れる。ふつーのマニュアルのようにガッチャンガッチャンシフトを踏んで操作すればそりゃギクシャクしますよ、クラッチを荒く操作してるのと同じですから。でもシフトを踏んでる時にクラッチは切れてるので回転を合わせれば、マニュアルと同じように操作も出来るのですな。
この基本構造を60年前に作ったってのがまたすごいね。