カブ90にカスタム50の4速ミッションを移植、ついでに1速のギア比を上げて4速を薄いギアにして90のエンジンに組む。
1速のギア比を上げると同時に、90のキックスピンドルも使えるようになるので、セルなしを4速にするならこの方がいいような気がする。
この辺りは世の中にやってる人はいるもんで、やり方は確立されてる。
ついでに105ccで組んでおいたんで、1速のギヤ比が上がって丁度いいような気がしてる。
たぶんそのうちクランクも交換する。54mmクランクで115ccまで排気量を上げる予定。いつになるかわからんけども。
ところでね、この状態ならタペットのクリアランスを取りやすい。スタンドに載ってるからエンジンを立てることが出来るし。
それでもクリアランスを取るという作業は割とコツがいる作業のようなんだ。というのも、自分でやれるところがカブいじりのいいとこなもんで、友達がカム交換をするもんで自分でやってもらった。
生涯で初めてシクネスゲージってもんを触ったと思う。そこに0.05
±0.02mmでクリアランス取れって言っても感覚が分からないと思う。
慣れてくれば0.05のクリアランスならシクネスゲージなんかなくても感覚で出せるようになる。人間の感覚ってすごいよね、一回やれば分かるんだから。
ただね、工具の使い方ってもんはすぐに身につかない。0.05が分かってもその状態でロックするのがちょっと難しいみたい。
仕事に間に合わなくなるから最終的にはそこだけやってあげちゃったけども、こういう技術が身に付くところもカブいじりが楽しい理由かもしれないね。