カブカスタムには鍵がなかった。失くしたようだ。
鍵がなくても乗れる方が便利なんだけど、エンジンがかけられないは困る。
そこで鍵を作る。作るってか、持ってるリトルカブの鍵が合うようにする。
まずキーシリンダーを抜く。
キーシリンダーが抜けたら裏を見るとこうなってる。ここに爪が3つあるんだけど
欠けないように気を付けながら小さいマイナスドライバーでも突っ込んで配線を引っ張る。
一か所ずつ爪をかわしながら3か所爪を乗り越えると
こんな感じで配線がごっそり抜ける。
接点とか落とさないように気を付けるくらいで難しい仕組みにはなってない。
上の写真とちょっと違うのは、シリンダーに引っかかりがあるからそれを引っ込めてる状態がこれ。
ここまでくればあとは上手い感じにシリンダーの核心部が引き抜ける。
あんまり詳しく書かないけど、これがキーが合わないと回せない仕組みの部分。
こういうタンブラーピンってもんが入ってるんだけど、これを持ってるキーに合わせて削る。
そうするとこれが
キーを差し込むと全部ピンが隠れるようになればおk
一番左はシリンダーの抜け止めだから削っちゃダメよ。
これを逆の手順で戻せばこれよ。
分かりずらいが違うキーでオンの位置まで動くようになる。
もちろんのなんの不具合もなく作動する。
多くの鍵ってこんな仕組みよ。
これのスペアキーを作ってカスタムの鍵とした。
もちろんハンドルロックとは鍵が違うから使えない。けどロックしたことないから困らない。ヘルメットのホルダーも使えないけど、これまた使ったことないから困らない。で、タンクキャップのロックは困るんだけど、タンクキャップはどっかで書いたけど鍵なんかなくても開けられるし、開けられたらキーなしキャップに改悪出来るから問題無し。
正攻法は純正キーセットを買うか、鍵屋でキーを作ってもらう。自分はこれでいいけどね、高いから。