ラーツー喜多方最終回、と、嫌な話をする  | JINのブログ

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ちょいと寝過ごし開店待ちは出来なくなったが喜多方ラーメンの某有名店に向かう。ただし店に着くまで迷いがあった。それはそうと喜多方に向かう。

 

なんだこのゲート!みなさん大好きな放水ゲート、その美しさに魅了される。山郷ダムってのかここ。福島に入ってからずっと思ってたんだけど、山の中に水量を抱える大河川が多い。それを懸命に制御してるのがこういったゲートなんでしょうなあ。

 

 

山の中の道を行き喜多方の市内に入る。着いた

ここに着くまでずっと悩んでた。この有名店に入るか、それとも隣の松食堂に入るか。

ばんないは何度か来てる、間違いないのは分かってる。ただ気になるのはツーリング仲間が醤油ラーメンなら隣りの松食堂だと言い張るんだ。どうしようか、2杯食えるかおれ。それならどっちを先に入るべきか、うーん・・・

 

ところが松食堂はやっていなかった。朝一から営業してる形態じゃなかったんだ。じゃ、遠慮なく肉ソバ大盛りを

 

うむ、すっきりしたスープにつるっとした縮れ麺、間違いなく美味い。が、なにか足りないんだ。この何か足らなさでまた行きたいと思ってしまう。もしかしたらその足りなさはもっと粗野ななにかなんだろうか。まあ能書きはいいとして美味いんだ。ちなみに連れも美味いと言ってた、昨日食ったらーめんより。おれは昨日食ったラーメンの方が好き。ここまで来るといい悪いというより好みの差なんだろうけどね。

 

本日の目的のほとんど終了。あとは温泉にでも入って林道を回ってゆっくり家を目指すだけ。そうだ、大内宿ってのがすごいよと聞いたから行ってみよう。

その前にロックフィルダムを発見。大内ダムっていうんだここ。

そしてこのダム意外と堤高が高い。背面を覗くと

結構積んでるんだよ石を。

あの下の方に見えるのが大内宿かな?

 

さっそく下って大内宿を散策してみようではないか。

ところが、バイクはすっごい遠くの駐車場を案内される・・・

なんかもういいかな、見た方がいいんだろうけど歩いてまで行く気力がない。よし、パス。

 

それからあえて狭い道を選択して川俣温泉を目指す。こんなんがあるんだ。

非常に分かりずらいが中央に見えるのが間欠泉。ちょうど吹き上がってるのが終わるところで写真に残せなかった。そこにいたおじさんに動画が撮れたからと見せてもらう。

これは橋の上から間欠泉を覗いたところなんだけど、この辺りまで煙は上がってた。なんかすげえところだなここ。

 

で、ここからバイク乗りに付きまとう嫌な話をする。この数分後友達はコケる。幸い狭い林道だったもんでスピードも出てなく、ぱったり倒れたくらいのもんだった。原因は浮き砂だと思われるんだけど、もしかしたらサイドスタンドの仕舞い忘れの両方という感じ。

これって稀なことではない。おれも実はその数時間前にスタンドを仕舞い忘れてた。エンジンをかけてからしばらく話をしてたことでスタンドの存在を忘れてしまってるんだ。連れにスタンドが出てるよと教えてもらったが、1人ならおれがやらかしてたかもしれない。

教習所で教わったはず。スタンドを仕舞ってからバイクにまたがりエンジンをかけると。こういうことなんだよね。

今どきのバイクはスタンドが出しっぱなしだとギアを入れてクラッチをつないだ瞬間エンジンが止まる仕組みになってるけどね、このエンジンが止まってしまう機構で一瞬びっくりした人は多いとおもう。逆に言えばそのスタンド仕舞い忘れの機構のお陰で一回こけるのを回避してるんだ。

カブにも一応仕舞い忘れを防止する為のゴムが付いている。これが劣化して来てるとうまい具合にスタンドを自動的に跳ね上げてくれない。

コケるだけでも相当痛い。バイクにもダメージはある。トラウマも植え付けられる。楽しくなくなっちゃうんだよね、ツーリング自体。

 

連れはこのくらいで雰囲気を悪くするようなタイプじゃないんでね。現場で痛い癖に記念写真を笑顔で撮ってたけどね、昨日電話があって肋骨を4本折ってたそうな。そこまで我慢しなくて良かったのに・・・

そうでもないのかと「打ち身に効く温泉いこーぜっ!!」この後温泉まで行ってる。たぶん温めちゃいけないような気がしてる。すまんな。

 

 

こういうことはバイク乗りなら誰しも在り得る。もちろんおれにもある。怖いから出来るだけ考えないようにしてるが、それでも最低限の備えはしておいた方がいいし、考えなくちゃいけない時には考えている。基本的にプロテクションが入ったジャケットだし、膝カップも入れてる、テーピングだって持ってるし消毒液も持ってる。これだけじゃ足りないくらいなんだけどね、やり過ぎて操作性を失うようじゃ本末転倒だし、この辺りはバランスも大事。

そうそう、コケて痛いのは分かるが、立てるならいつまでも道路で寝てないほうがいい。その後車に敷かれたんじゃ笑えない。そんな痛くなかった場合は、恥ずかしさでそこを早く立ち去りたいのも分かるが、バイクのダメージの確認と、現場になにか落としてないかは確認したほうがいい。イヤだけど大事な話終わり。

 

 

こんな時でも温泉は素晴らしい。湯量も多いし適温、ちょい硫化水素の匂いのする平家平温泉。

露天であることが温泉の良さだとは思っていないが、いい温泉は露天であることが多い。そして柵で囲まれたような温泉はあえて露天ではなくてもいいとも思ってる。

 

その後

いいルートなんだがなあ、落ち葉とグレーチングがいつもより怖いよ。

 

日も沈むね。懲りてなかったらまたいこーぜ。